2007年度トム・ソーヤースクール企画コンテスト支援50団体の企画より、
その活動や実施のレポートを順次掲載していきます。


「北陽わんぱくクラブ」速報レポート第1-3弾
「里 use Camp~ふうきの森~」速報レポート第1-2弾
「生命の不思議に触れる環境生物学 -鴨川の水質・生物調査体験-」速報レポート第1弾
「宇部子ども体験倶楽部」速報レポート第1-4弾
「極めよう!わたしたちの千里川」速報レポート第1弾

過去に掲載済みの活動レポート一覧
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  活動レポート    

NO学校・団体名都道府県企画の概要
46 ガキ大将養成委員会 島根県 「北陽わんぱくクラブ」
平日の放課後に、空き家を会場に、川遊び、虫取り、かくれんぼなどの日常的な遊びを通して、ガキ大将を養成する。また、休日にはカヌー、水泳教室、海の生き物調査、登山、キャンプなどの自然体験活動を、多彩に開催する企画。

「北陽わんぱくクラブ」 放課後子ども教室 [4/1-]

 日  時:平成19年4月1日(日)~
       平日放課後(月~金)   下校時間~18:30
       長期休み期間(月~金)  8:00~18:30
 場  所:古い借り上げた一戸建て民家
 参加者:小学校1~6年までの男女25名

「ガキ大将養成委員会」は、
自然の中で遊ぶ子ども達が少ないことを嘆いた有志により平成15年に結成しました。
会員それぞれが、自分たちが遊んできた場所で、自分の遊び道具を使い、
自分の一番得意な自然の遊びを子ども達に体験させてきました。

自然豊かな日本海でカヌーで秘密の洞窟に移動し、そこでシュノーケリング
見つけた生き物の生態を水産学教授の解説を受ける「海の楽しみ」を初めてイベントとしてスタートしました。
目の前の用水路で鮎を捕り自分で調理し食べる体験、斐伊川をライフジャケットだけでする川流れ、
高津川本流の速い流れの中を泳ぐ流水水泳体験、三瓶山でキャンプしながらの天体観測会、
自分で作ったソリを使い江府町での「自作ソリワールドカップ」に出場等、
季節の自然を一番楽しめるイベントを続けてきました。

そして17年からは、より地域に密着した活動を求める声に応え
文部科学省「子供の居場所事業」の補助、参加児童の保護者からの参加協力を受け
毎日の放課後開所する「北陽わんぱくクラブ」を空き民家を借り上げ北陽小学校区に立ち上げました。
ここでは毎日の放課後、専属の指導員の元で
地元お年よりの指導での野菜作りや工作、魚や虫取り、かくれんぼや鬼ごっこ等の昔からの集団での外遊び
木登りや川遊びなど、今の子ども達が知らずに育ってきてしまったものを毎日の中で体験させています。
そして月1回程度の休日に、これまで「ガキ大将養成委員会」が行ってきたイベントも続けてきました。
19年度からは「放課後子ども教室」としての認可補助を受け活動補継続しています。

「ガキ大将養成委員会」の名前の通り、これまでの活動で経験を積んだ子ども達がリーダーとなり
新たに来た後輩達を指導保護する(最近では失われてしまった)「頼りになるガキ大将」
に育ってくれることも期待しています。
そしてそれが繰り返されることで、子どもの縦社会が再構築され
私達の手助け無しでも子ども達がいろんな体験をしていけるようになればと願っています。



「北陽わんぱくクラブ」 松江カヌーで堀川遊覧 [4/7]

 日  時:平成19年7月28日(土)
 場  所:松江城堀川
 参加者:小学校1~6年までの男女12名、保護者を含む大人11名

遊覧船で松江市内を巡る松江城堀川遊覧は観光の人気スポットです。
そのコースをカヌーで巡りながら、
当日開催された松江開府400周年記念行事の武者行列をカヌーから見上げたり
繁華街では上陸して見学や昼食をとりました。

お堀を1周回るうちには、深い森に囲まれたところから
官庁街、観光施設や飲食店が並ぶ繁華街、住宅地、そして江戸時代からの武家屋敷と
2時間ほどの間に景色はくるくると巡り松江の歴史の深さを体験できます。

また、このお堀は市内の河川や宍道湖とも繋がり、場所によっては自然の川の風情だったり
宍道湖と同じ汽水湖としての生態系を持ち、ボラやスズキが泳ぐのを見ることや
つがいの白鳥と併走することも出来ます。
それが少し進むだけで繁華街では汚いドブにと変わり、
住宅地では家庭からの排水が流れ込む様子も目の前で知ることになります。

参加した子ども達や親達からは、とてもリアルに地域の歴史と環境がまのあたりに出来ると好評です。
また、カヌーを使ったイベントの始めとしては、静水なので練習にもちょうど良かったです。



「北陽わんぱくクラブ」 水難救助講習会 [6/30,7/1,7/2-4]

 日  時:初心者1日コース 平成19年6月30日(土)、7月1日(日)
       経験者3日コース 平成19年6月30日、7月1日(土)、7月2日(月)~4日(水)
 場  所:初心者1日コース 斐伊川伊萱堰及び伊萱地区集会所
       経験者3日コース 江の川及びカヌー公園さくぎ会議室
 参加者:初心者1日コース 保護者及び引率者24名(12名×2日)
       経験者3日コース 引率者・保護者等(昨年度講習会経験者)及び消防レスキュー隊員18名

 <初心者1日コース 「川で安全に遊ぶために」水難救助講習会>

初心者1日コース。河川本流での急な流れを体験。
河川の複雑な流れの中で冷静に流れを読み、無駄なく安全に流れを泳ぐ技術を訓練します。
万が一の河川の事故の際はもちろん、海水浴場での不意の離岸流に対しても
流水体験は高い効果を上げています。
また、親や引率者に対しては子供を事故に遭わせないための安全管理から
万が一の事故の際に親子共生還するための救助技術と水難に特化した救急救命技術の訓練を行いました。
本来は1日は子ども用講習にする予定でしたが、雨天で気温が低かったため子供用は後日に延期。
参加希望の多かった大人用を1日追加しました。

午前: 座学。流水の水分学と水力学、救助者の心構え、
.     水難に関わる救急救命法、水難救助技術
午後: 実技。川の安全な流れ方、流水での泳ぎ方
.     (アクティブスイム、デフェンシブスイム、ロールオーバー)
.     スローバック、取り扱い方、注意、的確な投げ方、
.     1回目が失敗した時(セカンドスロー)
.     ライフベイトレスキュー、コンタクトレスキュー
.     集団による流水渡河方法

 <経験者3日コース 「急流における水難救助講習会」>

経験者や消防レスキュー隊員を対象に、 レスキュー3ジャパン講師を招き水難に対する救助技術講習会。
大規模な水害等の際には受講者がチーム体制をとり実際の救助に向かえるよう訓練しました。
消防レスキューにもない新しい技術のため、消防レスキュー隊員からの参加者も多数有りました。

第1日目: 終日屋内での座学。
        机上講習、川の構造学や水力学、危険や障害の回避法
第2日目: 終日屋外での実習。
        流水での泳ぎ方
        (アクティブスイム、デフェンシブスイム、ロールオーバー)
        スローバック、取り扱い方、注意、的確な投げ方、
        1回目が失敗した時(セカンドスロー)
        ライフベイトレスキュー、コンタクトレスキュー
        流れの中で直接被害者に接触して行う救助方法
        流れのある場所で実際に川に入りながらの訓練
第3日目: 終日屋外での実習。
        ラフトボートを使っての救助訓練、ロープを使用しての特殊なレスキュー方法

 <参加者の感想>

まず始めに、
「水難の場合、犠牲者の1/3は救助者(助けに向かった人)」から始まり
まず自分の安全を確実に確保してからの救助である、が大前提でした。
助けたい一心で冷静さを失った行動をすれば、犠牲者が増えるだけで
常に冷静な判断と行動が大事であると感じました。

座学で基本的な水に関わることを学び、午後の実技でそれを自分で体験し、
どのような救助方法が有効であり、どのような訓練が必要なのか
良く理解できました。基本をきちんと守り、訓練により練度を高め、
安全で確実な活動をしていこうと思いました。
一見穏やかに見えた川の流れが、その中にはいるととても強い力を持つのに驚きました。

水難に関わる救急救命法は、うっかりと犯しそうなミスを沢山教えていただき「目から鱗」でした。
水に関わることから救助哲学まで、きちんと理解した上で現場での冷静な判断が下せるようになるには
訓練から練習を積み、経験を生かして判断力を高めるのが大切だと感じました。
そこから、速くて、安全で、簡単なベストな救助方法を瞬時に判断できる力を付けていきたいと思います。

今回の講習から得られた知識を生かして、地域の安全講習や自然体験活動にも積極的に取り組み
地域に「自然の水は怖いものではなく、楽しいもの」という認識を高め
自然を知らないことに寄って起こる水の事故を少しでも減らして行ければと思います。

NO学校・団体名都道府県企画の概要
13 ふうき自然塾 千葉県 「里 use Camp~ふうきの森~」
有数の日本水仙の生息地であった南房総で、放置された水仙畑や山林を見直すために、山林での隠れ家作りや、お花畑の整備を中心とした体験活動を企画。森のデザインつくり、森の整理整頓・堆肥作りなど。

「里 use Camp~ふうきの森~」 第1回 [12/22-24]

 日  時:平成19年12月22日(土)~24日(月)
 場  所:千葉県富津市 ふうき自然塾
 参加者:子ども20名、大学生7名、スタッフ7名

 <森を知ろう>

里ユースキャンプに集まったのは、横浜・千葉などを中心に子ども20名、大学生7名。
今年度の田んぼでの体験学習に参加していた子ども達と大学生達。
ふうきの森に息吹を与えるぞと、立派な使命を帯びた総勢二十七名のふうきの使者達。
何はともあれ、ふうきの森を見てまわろう。
まずは難しいことは置いておき、森の中で何ができるか考えてみることに。
子ども達は探検隊の気分でどんどん森の中に入っていく。
鬱蒼とした森の中なのだが、ところどころに人の痕跡を感じるところがある。
田んぼの跡であり、朽ちた民家の跡であり、山の神様の祠である。
「ここは昔、田んぼだったんだよ」と教えてあげると、
1年間田んぼを体験した子ども達は「???」頭の中ではてなマークが。
「何でこんな山奥に田んぼがあるの?」「水はどうしたの?」「イノシシにやられないの?」
と素朴な疑問をしてくる。

 <森のイメージ作り>

ひと通り森を探険した後、森の一ヶ所を今回のベースキャンプとすることにする。
平らな土地ではあるが、落ち葉が積もり枯れ枝などが散乱している場所である。
子ども達がどのような反応を示すかスタッフは興味津々。
「ここをみんなで遊べる場所にしょう。」と伝えると、思ったとおりに「何もないじゃん」「どうやってあそぶの?」と。
熊手で落ち葉を集めて、枯れ枝は一箇所に集めて、ちょっと暗いので木を何本か切ろう。
そうすれば森の中の秘密の場所になるでしょ。
この秘密の場所と言う魔法の言葉に子ども達の心はとりつかれてしまい、遊びも忘れて作業にとりかかる。
冬の昼間は短い。
広い森の中、子ども達が一生懸命落ち葉をかき、スタッフと大学生とであらかじめ目印をつけておいた
木々を間引いていくとあっという間に、日が暮れてくる。ここにターザンごっこができるようにロープをかけて、
ここに基地をつくり、ここにはブランコをつくりたい。この木は木登り用にしてハンモックはこっちにつるす。
と子ども達はありったけの想像力で遊び場を思い描いた。
1日目にして大雑把だが下準備が出来上がり、暗くなる前に森を後にする。

 <森のお話>

夜はこの地区の長老、御歳九十歳の方に昔の森の話を聞く。
子どものときの頃から戦後を経てからの出来事などを話していただいた。
こちらは大学生やスタッフのほうが熱中して聞き入ってしまう。
子ども達は昼間見た森の中の田んぼのことや山の神様のことなど、自身で疑問に思ったことを質問した。
昔はこんなに木が大きくなくて、森からは海が見え、アケビやサル梨などの木の実がたくさんあったんだ、
さらに、自然のお酒を造っていたこともあったと伝えられる。
人が入ることによって、森は守られる、森をかわいがってあげれば、森は意地悪をしないよと教えられた。
お話を聞いた後、子ども達に感想を聞いてみると
数人の子ども達が昔の人は「ずる~い」と一言。
確かに、昔はあったものが今はないということで、子ども達の素直な反応なのかもしれない。
誰のせいでもないが、今はもう無くなってしまった。
しかし、無くなったものは確かにあるが、その代わりみんなはとても便利な生活をしているよね。
テレビも車もゲームだっていっぱいあるよね。
どちらが良くてどちらが悪いと言う判断はできないが
今からでもこうやってみんながもう一度、森を生きかえらせてあげようよ。


 <ドラム缶風呂>

山から枯れ枝をたくさん抱えて下りてきた子ども達の
次の仕事は風呂を沸かすこと。
子ども達に桃太郎の最初のフレーズを伝える。
「おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは」と。
みんな「今、山へ柴刈りに行ってきたんだよ。」と伝える。
そう、ふうきの山には柴がたくさんある。
こうやって、焚き火で焚いたお風呂に入ると森がきれいになるんだよ。
やや、あつかましく子ども達に教えてあげた。
疲れを知らない子ども達は、
井戸から水を汲み、ドラム缶に水を張り、火を焚いて
特製の露天風呂を作る。
なぜか焚き火で沸かしたお風呂に入ると、ずっと体がポカポカする。
これから里ユースキャンプのお風呂はずっとこれだからね、と伝える。
山で柴刈りをして、井戸の水を汲み、お風呂を沸かす、
少しだけ昔の生活を体験する。


 <山猿に変身>

翌朝、早朝から森に行く。
まずは楽しい森にしようということで、子ども達の要望にもあった、ターザンロープやブランコなどを作ることに。
ロープを腰につけ、木をよじ登り、思ったところにロープを引っ掛ける。それを大学生達が引っぱる。
ピーンと張ったと思っても、これが意外と難しく悪戦苦闘。木登りと言っても、難しいあそびである。
実際、はじめて木登りをするという子どもも多数。
まず一歩を踏み出し、恐怖心と戦いながら何度も挑戦をする。
慣れてきた子ども達ははやくも山猿となり、大人では上りきれないほどの高さまで上ってしまう子どもも。
あっという間に一日が過ぎてしまった。



「里 use Camp~ふうきの森~」 第2回 [1/4-6]

 日  時:平成19年1月4日(金)~6日(日)
 場  所:千葉県富津市 ふうき自然塾
 参加者:子ども20名、大学生7名、スタッフ7名

 <水仙祭り>

1月に入ると、房総半島では水仙祭りが開かれる。
その時期にあわせて、森の中の水仙畑を子ども達に見せてあげたい。
一面の花畑があることを教えてあげたいとの思いから、この1月に里ユースキャンプ2回目を開催する。
森を守ると言うことは大人の考え方。
鬱蒼とした森の中から突如として現れる、お花畑。植物の生命力を感じて欲しい。
昔はここから花を出荷していたということは長老から聞いている。
この場所は、第1回目に造った遊び場からほんの100mほどの距離にある。
今は埋もれた、秘密の場所である。

花なんてと言う子もいたが、森を抜け花畑に到着する直前から独特な香りが鼻をつく。
いいにおい、そして目の前には可憐な花が群れをなして咲いている。
こんな山奥にそれもこんなにいっぱい。
前回、みんなががんばって森を整頓してくれたご褒美だよ。
子ども達からは様々な歓声があがる。純粋にきれいなものはきれいだ。
しばらく、お花畑を楽しんだあと、これからが今回の課題。
この花たちをどうするか。
見ているのはきれいだが、ここも今後管理をしていかなければゆくゆくは他の場所と同様に朽ちていってしまう。
そこでみんなに課題を投げかけました。この花をどうしようか?と

 <花に囲まれた環境学習>

前回の活動では荒れた森を少しでも楽しめる森に生き返らせようということで、森の遊び場をつくった。
今回はこの森のもう一つ違う面を見てもらう。
前回の場所は、人の手が入らなくなって五十年はたっている所。このお花畑はせいぜい五年程度。
でも、あと十年も放っておけば、おなじ道をたどってしまう。
そんなことを子ども達に伝え、この花畑はどうすればいいかな?と問いかけてみた。遊び場にする?と問うと
「こんなに花が咲いていると花を踏んでしまうから遊び場にするのはかわいそう」
「この花を摘んで、みんなで売りに出してみる?」
「花を摘んでしまうのはかわいそうだよ」
確かに花をむやみに摘むのはかわいそうだね。純粋な子どもの気持ちだ。
「でも、お花屋さんにはたくさんの花があるよね、みんなのおうちにもお花を飾るでしょ。」
「この花を摘んだら、その後はどうなるの?」
「また、来年生えてくるよ。」
「えっそうなの?」
「そうだよ、昔の人はそれでこの花を育てていたんだよ。」
「それなら、昔の人たちみたいに世話をしようよ。」
いろいろな話を花畑の中で話し合い結果、花畑の一部だけみんなで花を摘み
最終日にこの花を人の集まる所に持っていき、山奥の花畑を紹介しようということになった。

最終日、早朝、山に行き花を摘み、近くのドライブインにて、即席のお花屋さんを開店した。
一本一本丁寧に摘み、5本を一束にした。
今年はこの花をみんなで育てたわけではないが、翌年へ続く継続的なものとして考えた。
反響は予想以上のもので、数分で完売してしまった。
子ども達が山に入り、花を摘み、この花たちがどこかのおうちに飾られる。
買っていった方の中には
子ども達に「えらいね」とほめられて、ナンともいえないはにかんだ表情をしていたのが印象的だった。
この活動はこれで終わりではなく、今後に続く始まりとしてこれからも続けていきたい。

NO学校・団体名都道府県企画の概要
31 京都産業大学附属中学校 京都府 「生命の不思議に触れる環境生物学 -鴨川の水質・生物調査体験-」
京都市内を流れる鴨川水系の、本格的な生き物調査を実施。また、堤防上のセミ殻調査なども行い、京都の環境と変化の動向を探る活動を計画。

「生命の不思議に触れる環境生物学 -鴨川の水質・生物調査体験-」 [5/19-2008/1]

 日  時:水生生物・水質調査 平成19年5月19日(土)、6月16日(土)
       源流域調査 平成19年7月28日(土)
       補足調査 平成19年8月~平成20年1月
 場  所:鴨川(京都市)
 参加者:中学生11名、高校生3~10名、指導者2名

 <内容と特徴>

「生命の不思議に触れる環境生物学」は
教室での授業では味わえない生命の不思議を
フィールドに出かけ、五感を使って体験・学習するものである。
鴨川水系の水質・水質生物調査は
源流から下流域にかけて足を運び、網・素手で水生生物を採集し
COD、アンモニア態窒素、亜硝酸態窒素、硝酸態窒素、リン酸態リン、水温、流速、川底の状態などを調査する。

 <源流域で見つかった生物の感想>

石の表面のトビケラ類、カゲロウ類、ウズムシ類などを丁寧に探す

えらが外に出ているサンショウウオの幼生が見つかり、うれしかった。
ぶちぶちがあり、あしが4本あり、オタマジャクシとはかなりちがっていた。
ウズムシ類は、在来種のナミウズムシ(下流のものに比べ大きかった)だけが見つかった。
水がきれいである証拠。窒素やリンもほとんどなかった。
ニホンヒキガエルを見つけて驚いた。大きいし、赤や黄色の色が不気味だった。
ミミズクって、鳥のミミズクに似て突起が2つあって面白かった。
羽があって、セミにも似ていたが、とても小さかった。
ミヤマカワトンボやヒグラシの抜けがらも見つけた。
下流では見られない生物が次々に見られて、感激した。


水温測定

水質検査

鴨川源流「雲が畑」方面調査
調査風景

ニホンヒキガエル発見

ミミズク(昆虫)を発見

サンショウウオ類の幼生
えらが外にある(外鰓期) あしが4本ある

 <鴨川水系のウズムシ類>

従来ナミウズムシ1種のみが知られていた。


ナミウズムシ

イズミオオウズムシ

アメリカナミウズムシ

アメリカツノウズムシ

ナミウズムシ Dugesia japonica サンカクアタマウズムシ科
体長30mm以下。頭部の耳葉はあまり尖らない。
体色は暗褐色から明るい褐色のものが多い。
在来種で水質調査の指標生物となっており、
水質階級がⅠで比較的きれいな水に生息するとされてきた。
しかし、実際には水質のやや悪いところにも出てくるので
水質階級Ⅰ・Ⅱを指標するとした。
鴨川水系では、源流域、上流から中流域にかけて分布する。

イズミオオウズムシ Bdellocephala brunnea オオウズムシ科
体長2~3cm。からだは太く、あたまは小さい。耳葉はない。
多くの文献では
ナミウズムシよりも上流の水温が低いところに生息するとされている。
従来まで谷川や湧き水など、とてもきれいな水域にしかいない と思われてきたが、鴨川にも生息していることが判明した。
絶対数は少ない。分布域などまだ謎が多い。

アメリカナミウズムシ Girardia tigrina サンカクアタマウズムシ科
体に斑点があり、耳葉がかなり尖っている。ア
メリカ大陸原産だが、ヨーロッパやアフリカなど世界各地に帰化している。
京都でも鴨川水系で繁殖していることが判明、生息域は中流・下流域に偏る。
流れののないところ、ゆるやかなところにも多い。
また、住宅街の水路でも発見されている。水質階級はⅡ・Ⅲを指標している。

アメリカツノウズムシ Girardia dorotocephala サンカクアタマウズムシ科
体に小さい斑点がある。耳葉は顕著に尖り、角状に見える。
アメリカ大陸原産で、日本の河川での生息と定着を
京都産業大学附属中学高校生物部がはじめて確認した。
卵殻と孵化の様子も観察された。本種の自然下での繁殖確認は初。
生息域は在来種やアメリカナミウズムシよりも下流で
あまり水質のよくないところを好む。水質階級はⅢ・Ⅳを指標している。

調査のまとめ
1.アメリカナミウズムシは中流域から下流域にかけて、水質が悪化するにつれ、割合が大きくなる。
  また、アメリカツノウズムシは、下流域に出現し、ナミウズムシと混生することはない。
  両帰化種とも、鴨川に定着・繁殖していることが判明した。
2.ナミウズムシ類は従来水質階級Ⅰ(きれいな水)を指標するとされてきたが
  種によって、指標する質階級は異なることが判明した。
  つまり、ナミウズムシは水質階級Ⅰ・Ⅱ(少しきたない水)
  アメリカナミウズムシは水質階級Ⅱ・Ⅲ(きたない水)
  アメリカツノウズムシは水質階級Ⅲ・Ⅳ(大変きたない水)をそれぞれ指標することが判明した。
3.これにより、環境省の水生生物調査表に手を加え、独自の調査票を考案した。

 <鴨川堤防の定点セミ殻調査>

毎朝、長い竿をもちいて、セミ殻を回収する。
この樹は胸高直径95cmのアキニレの大木で、堂々とした枝ぶりである。
多い年には、2000匹を超えるセミ幼虫が羽化した。
この樹から羽化した成虫は、市街各地に広がっていく。
また逆に、この樹をめざして飛んでくる成虫もある。
そういう意味で、この樹は
京都市街地のセミ羽化変動のセンサーとしての役割を果たしている。
本調査は、生物部が1997年より毎年調査してきた。
2007年「生命の不思議に触れる環境生物学」としても協力して
この調査に取り組んだ。

定点:京都鴨川葵橋北 樹種:アキニレ(胸高直径95cm) 調査期間:7月~8月

調査のまとめ
1.2007年、クマゼミは少なかった2006年を下回り、過去最少を記録した。
  アブラゼミも過去9位の少なさであった。
2.ここ11年のセミ羽化数の変動をみると、京都市街地のクマゼミ、アブラゼミともに減少傾向にある。
3.原因は、年々進行する都市の再開発、緑地面積の減少、街路樹の根際までの舗装、宅地開発などによる
  京都市街地の緑地環境の悪化。セミがすみづらくなっている。

NO学校・団体名都道府県企画の概要
47 宇部子ども体験倶楽部 実行委員会 山口県 「宇部子ども体験倶楽部」
カヌーで河川周辺の生物調査・水質調査と清掃を行うほか、秋吉台洞窟探検と動植物調査、化石採取。ときわ湖畔の生態圏・水質調査。その他農業体験など、多彩な活動を企画。

「宇部子ども体験倶楽部」 [9/15-16]

 日  時:平成19年9月15日(土)~16日(日)
 場  所:宇部ときわ湖畔ユースホステルとその周辺

 <活動レポート>

ユースホステルで、1泊2日の自然体験学習を
学生ボランテァスタッフがリーダーになり子ども達との接点を短くし
コミニケーションを計り不安感を取り除いた。
森林と湖のロケーションで、ネィチャ―ゲーム指導員の下
森林環境と昆虫について学習した。
天体観測は望遠鏡をグランドに接し
3名の指導員が星座について学習指導を行った。
起床後各班の学生リーダーが健康チェック後湖畔を自然散策。
食事はバイキングで、食べ残しないルールにのり規律正しく実行。
各自で昼食のお弁当を作り、約1時間の移動。
河川でカヌーについての安全講習後、
操作実習・野鳥観察・水質観察を行い
河原で昼食・ゴミ拾いをしながら、漂流物について学習。
ユースに帰館後ふりかえり反省会を実施・健康状況を確認後解散。

1日目のユースホステル近辺で行ったネィチャ―ゲーム・天体観測は
普段の生活ではあまり気がつかない、自然環境と生活環境のつながりを発見できた。
2日目は河川でカヌーの操作方法及び安全教育を、専門指導員と学生スタッフが安全管理に目を配り
参加者の子ども達は真剣に自然環境との調和を体験できた。

 

 <参加者の感想>

・カヌーの操作に興味があった。
・カヌーの体験時間が2時間では短いと感じた。
・ネィチャ―ゲームの楽しさを初めて体験した。
・天体観測では学校で習った星座表が役に立ち指導員の方の分かりやすく説明してもらえたので勉強になった。



「宇部子ども体験倶楽部」 [10/20-21]

 日  時:平成19年10月20日(土)~21日(日)
 場  所:宇部ときわ湖畔ユースホステルとその周辺・秋吉台
 参加者:小学生15名

 <活動スケジュール>

1日目 秋吉台の古代の動植物について
     科学博物館内の資料等で学習後、
     未公開の洞窟内の鍾乳洞とコウモリの観察・化石採取。
     宇部ユースホステル周辺でネイチャーゲームを行い、自然環境について学習会を行った。
     天体観測。
2日目 農業体験。
     稲刈・芋掘りを体験して農作業の苦労と食物の大切さを学ぶ。

 

 <活動レポート>

秋吉台展望台から、
カルスト地形が360度パノラマ風景を観賞しながら学習後
ヘルメットに電気を付けて、真っ暗な洞窟のいたるところに鍾乳石が点在
天井にコウモリが身を潜めていたのを参加者の子どもが見つけた。
実際本物のコウモリの大きさに感動していた。
化石採取は事前に博物館担当者と打ち合わせ通り、安全面に配慮して
ゴーグルの着用を徹底して各自石灰石をハンマーで割りながら
悪戦苦闘しながら見つけた時の満足感にあふれていた。
(ほとんどが植物の化石であった)
ユースホステルに帰館後、夕暮れの湖畔と森林を利用して
ネイチャーゲームを行い、時間の移り変わりによる風景を学習した。
起床時に昨日のプログラムによる疲労が心配していたが、健康チェックで異常なしを確認後
湖畔の自然観察、朝食、寝具・身の回り品の整頓後農業体験会場に移動。
農家の方から注意事項を聞いた後、各自カマを片手に
黄金色に稔った稲を刈りワラで束ね重ね干しを行った。その後さつま芋堀を体験した。



「宇部子ども体験倶楽部」 [11/10-11]

 日  時:平成19年11月10日(土)~11日(日)
 場  所:宇部ときわ湖畔ユースホステルとその周辺・徳佐

 <活動レポート>

山口県政資料館で山口県の文化・特産物等を学習する。
観光牧場でリンゴの収穫体験・乳牛の搾乳見学。
ユースホステル周辺でネイチャーゲームを実施自然環境を学習する。
ときわ湖公園内の熱帯植物館・石炭記念館の見学学習。
県政資料館内の展示物に興味を持った様子だった。
峠を越えた辺りから紅葉で風景が変わり、気温が2度ぐらい下がり寒さを感じたが
子ども達はリンゴの収穫体験を楽しみにしていたせいか、寒さを感じず楽しんだ様子だった。
途中蒸気機関車の通過を目の辺りにして迫力に感動していた。

 


「宇部子ども体験倶楽部」 [12/22-23]


 日  時:平成19年12月22日(土)~23日(日)
 場  所:宇部ときわ湖畔ユースホステルとその周辺
 参加者:小学生25名

 <活動内容>

環境学習講座:家庭でリサイクルできるもの節約できるもの
クリスマスツリーの飾り付け・ケーキ作り・キャンドルサービス
自然観察会・餅つき・しめ縄作り

 <活動レポート>

環境学習講座を担当した講師の
内容・話し方が子ども達の集中力を引き出し
楽しく勉強が出来たと感じました。
クリスマス気分で幻想的なキャンドルサービスを
スタッフが子ども達をサポートしながら
静かに真剣にやけどをせずに体験できた。
つきたてのお餅を美味しく食べられた顔が、幸せ一杯の表情に見えた。
スタッフや子ども達にとって縄を編むことが難しく
悪戦苦闘してそれなりの形を仕上げることができた。

 
 <参加者の感想>

・ケーキが美味しく作ることが出来た。
・珍しい餅つきが体験できた。
・子供会のクリスマスより楽しかった。

NO学校・団体名都道府県企画の概要
36 豊中市立北緑丘小学校 大阪府 「極めよう!わたしたちの千里川」
四季の植物観察会と、食べられる野草・実の見つけ方講習。草笛、草鉄砲などの自然遊び。千里川の水質調査、クリーン作戦、化石探しと登り窯模型作成など、数多くの自然体験学習を企画。

「極めよう!わたしたちの千里川」 [2007/5-]

 日  時:平成19年5月~
 場  所:千里川流域
 参加者:本校児童(4年生)

本校の4年生は、地域を流れる千里川をフィールドとして活動した。
中心になる活動は、四季の動植物観察と水質調査による川調べである。
5月より活動をスタートし、川原や川沿いで春の自然観察を行ったり
草笛、草鉄砲などの自然遊びを通して自然に親しんだりしてきた。

9月6日、千里川の中に入っての活動である。
普段は、川へは入ってはいけないと言われているので
川へ入れる活動は、子どもたちの目の輝きが違っていた。
最初はこわごわだった子も少しすると川の魅力にとりつかれてしまった。
魚がたくさんいるといってつかまえようと追いかけまわしたり
「先生、えびがいた!」
「おうい、みんな~。カメ、つかまえたで~」「見せて、見せて。」
と、もう大興奮であった。
当日は3グループに分かれ、
植物観察と水質検査と動物調べをローテーションで行ったのであるが
水の生き物調べがみな一番楽しかったようである。
植物は、意外に美しいクズの花を観察し、つるを伸ばして繁茂することから
土砂くずれを防ぐ働きや根からクズ粉がとれることを学んだり、
ジュズダマの実が、中に穴の空いた状態になることのおもしろさに気づいたりした。
また、「キクイモの根が食べられるなんて知らなかった。」など
たくさん生えているキクイモの地下茎が食べられることに驚いたり
「ムクノキの実が熟したら食べたいな。」「食べられる野草や木の実がいっぱいあるんだなあ。」と喜んでいた。

水質検査は、パックテストでCODを測定し、平均8PPMで少し汚れている状態であることを確認した。
また、ペットボトルに水を入れ、においやにごり具合を自分の目や鼻で直接確かめることもした。
動物調べでは、カワトンボ、アカミミガメ、ナマズ、コイ、エビ、オイカワ、コサギなどを見つけた。
中には、はしゃぎすぎて水に濡れてしまい
開き直って自分からどっぷりとお風呂のように水の中につかってしまう子も出てしまったが、
自然の中で活動する楽しさを存分に味わわせることができた。
また、川は昔から人々の生活に密接に結びつき、飲み水や稲作に使われたり、
多くの動植物の生育の場所になっていることに子どもたちが気づき、改めて川の重要性に気づかせることができた。
また、川にあるたくさんのごみに気づき、後の千里川クリーン作戦につなげ
「ごみが大きな袋に2つもいっぱいになって、何でごみなんかすてるんだろうと思った。」という感想のように
「千里川は少しよごれている川だとわかった。
 わたしたちのクリーン作戦で少しはきれいな川に近づくといいなと思った。」
と、川を愛し、守ろうとする気持ちをいだかせることができた。

10月12日の活動では、川の働きを中心に調べた。
上流から下流へとたどり、
川の氾濫と地形について、昔の人の苦労をしのびながら
いろんなブロックや石垣、魚道のある堰を観察し
大雨のときでも川の水を暴れさせない設備について学ばせた。
また、川原に生えるアシ・ガマなど水辺の植物観察や
アキニレの虫こぶ、イノコヅチの実、
きれいな名前のムラサキシキブという木の実、ミゾソバの面白い模様、
キクイモの花など、植物と動物とのかかわりについても学んだ。
カルガモが列になって泳いでいるのに思わず「かわいい!」と感動したり
一瞬であったが、川に沿って一直線に飛び去るカワセミの美しい背中の色に感激したりした。

12月の活動では、キンクロハジロなどの冬鳥やスズメのように年中見かける留鳥との違いや
ピラカンサなど目立つ木の実と鳥との関係を学んだり、
冬芽・ロゼットなどの植物の冬越しの仕方を観察したりした。
四季を通じての川と動植物、人とのかかわりについて学びを深めた。
この後、2月には、粘土で登り窯の模型をつくったり、化石さがしをする予定である。



■掲載済みの活動レポート
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