2007年度トム・ソーヤースクール企画コンテスト支援50団体の企画より、
その活動や実施のレポートを順次掲載していきます。
NO | 学校・団体名 | 都道府県 | 企画の概要 |
49 |
NPO法人 五ヶ瀬自然学校 |
宮崎県 |
「清流五ヶ瀬川源流サマースクール」
川の冒険家が教える川遊び。異年齢がグループを組んで、源流部で多様な自然体験活動を行う。 |
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「清流五ヶ瀬川源流サマースクール」
川の冒険家が教える川遊び ~ カヌースクール&川遊び [8/22]
日 時:平成19年8月22日(水) 13:00~16:00
場 所:宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町五ヶ瀬川源流部 道の上地区
参加者:小中学生4名、指導者1名
<活動報告>
この日は地元カワガキが4名参加です。
何度も参加しているので相当自然への対応能力が上がっています。
そういう場合は、いつもよりも難しい体験、課題を子どもたちに与えます。
流れの速い上流部に行き、川を行けるところまで登る!
カヌーは川を下って行く乗り物ですが、登りを練習すると急に上達します。
流れの中の早い部分と遅い部分を光り具合や水の色などで判断し、遅い部分を狙って登って行きます。
登ったら今度は下りです。下りでは流れの本流を見極めて乗って行きます。
瀬の中には下流に向かってV字が出来ます。そのてっぺんが一番水深があり流れが素直なところです。
そこに乗って行ければ安全です。逆に上流に向かってV字が出来ているところがあります。
岩や木などの障害物がある場合です。つまり衝突する危険がある場所です。
その他、反転流、流れを吸い込んでいる障害物、流れを押し戻す障害物、上下に巻き込んでいる流れなどなど
川の流れは複雑です。その中を、自分の感覚だけで判断し操作して行くのがカヌーです。
いかに自然と一体化するか? 野生の感覚を取り戻した時、自然の一部になることができます。
五ヶ瀬のカワガキたちは、この夏の五ヶ瀬川の体験の中で、少しずつ生き物としての感覚を研ぎ澄ましています。


<活動記録>
12:30~ 五ヶ瀬の里キャンプ村で受付、着替え
13:00~ 五ヶ瀬川上流部道の上地区河原に車で移動
13:10~ 準備
13:20~ 挨拶、セイフティートーク、準備体操
13:30~ セルフレスキュー練習/ホワイトウォーターフローティングポジション、
. ディフェンシブスイミング、アグレッシブスイミング
. グループレスキュー練習/レスキューロープのキャッチボールと実践
14:00~ 休憩、水分補給
14:05~ カヌー練習/陸上でのパドリングレッスン、乗り込み方、降り方
14:20~ カヌー練習/水上での実践練習
15:00~ ホワイトウォーターフローティングポジションで400m流されて行く
15:10~ 大岩からの飛び込み
15:30~ 終了挨拶、片付け、五ヶ瀬の里キャンプ村に戻る。解散。