2007年度トム・ソーヤースクール企画コンテスト支援50団体の企画より、
その活動や実施のレポートを順次掲載していきます。
NO | 学校・団体名 | 都道府県 | 企画の概要 |
49 |
NPO法人 五ヶ瀬自然学校 |
宮崎県 |
「清流五ヶ瀬川源流サマースクール」
川の冒険家が教える川遊び。異年齢がグループを組んで、源流部で多様な自然体験活動を行う。 |
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「清流五ヶ瀬川源流サマースクール」
川の冒険家が教える川遊び ~ チュービング&川遊び [7/31]
日 時:平成19年7月31日(日) 13:00~16:00
場 所:宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町五ヶ瀬川源流部 鞍岡地区
参加者:小中学生11名 ボランティア2名 指導者5名
<活動報告>
二日目の今日はチュービングです。まだ本格的には確立していない体験だと思います。
タイヤのチューブ(現在ではトラックでしか使用していない)に乗って川を流されて行く遊びです。
自分で操作することはほとんど出来ません。
うまくバランスをとりながら岩にパチンコ玉のようにぶつかり跳ね返されながら流されて行きます。
会場となるのはカヤックができる場所より上流部、岩がらみで複雑な流れがあるところです。
簡単そうに思えますが、ガイドをするにあたっては最もスキルが必要となる体験ではないでしょうか?
どこまで危険を予測し、それに対処出来るよう準備するか!
このコースでは、参加人数が少なくても、最低4名のガイドが必要です。
上流部で子どもたちをチューブに乗せ一人ずつ流す係、
途中でぶつかる大岩の前で方向修正または転覆した場合に助ける係、
次の二股の流れで本流に行くよう修正する係、
最後に到着した子どもを確保し全員揃うまで待たせておく係。という具合です。
それではどんな危険があるのか?
大岩にぶつかる流れに斜めに乗りそのまま横に転覆する。
岩の下にできているホールにはまりもまれているうちにバランスを崩して転覆する。などです。
そんなときのためにセルフレスキューやロープを使ったグループレスキューの練習は欠かせません。
この日の転覆者は1名でした。
みんな初めての体験でしたが、とっても気持ち良く楽しく流されることが出来ました。


<活動記録>
12:30~ 五ヶ瀬の里キャンプ村で受付、着替え
13:00~ 五ヶ瀬川上流部笠部地区河原に車で移動
13:10~ 準備
13:15~ 挨拶、セイフティートーク、準備体操
13:25~ タイヤチューブを持って用水路の中を上流へ歩く
13:35~ セルフレスキュー練習/ホワイトウォーターフローティングポジション
. ディフェンシブスイミング、アグレッシブスイミング
. グループレスキュー練習/レスキューロープの実践
13:55~ 川の中を更に上流へ
14:05~ チュービング/短い距離で練習、1Km程度チュービング
14:50~ 休憩・水分補給
15:00~ 更に1km程度チュービング
15:15~ 大岩からの飛び込み
15:30~ 終了挨拶、片付け、五ヶ瀬の里キャンプ村に戻る
16:00~ 解散