2007年度トム・ソーヤースクール企画コンテスト支援50団体の企画より、
その活動や実施のレポートを順次掲載していきます。
NO | 学校・団体名 | 都道府県 | 企画の概要 |
33 |
NPO法人 歴史体験サポートセンター楽古(らっこ) |
大阪府 |
「古代人たいけん隊2007」
古代をテーマにした多様な自然体験プログラムを行う。ミニ埴輪づくり、古代人の服つくり、空からの古墳の探検などを計画。 |
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「古代人たいけん隊2007」 第3回・勾玉をつくろう! [8/26]
日 時:平成19年8月26日(日) 13:30~15:30
場 所:八尾市立しおんじやま古墳学習館
参加者:小学生13名、大人9名、指導者4名
古代人たいけん隊の第3回目「勾玉をつくろう!」を、8月26日に行いました。
今回は、古代人のアクセサリーの勾玉(まがたま)を作るという内容です。
これは、歴史体験メニューの中でも一番人気のプログラム。
滑石(かっせき)という軟らかい石を削って、作りたい形にしてきます。
今回は、表面がザラザラした石と仕上げに紙やすりを使いました。
昔は紙やすりや機械なんてなかったので、石で石を削るという地道な作業をしていました。
今回は、それを参加者の子たちにも体験してもらいました。
「手が痛い~」「疲れた~」という声もありながらも
1時間~1時間半ほど削って みんな形が完成しました。
そして、それを水につけて耐水ペーパーで磨きます。
そうすると、石や紙やすりで削ったキズが消えてツルツルになるのです。
この時は結構感動で、「うぁ!ツルツルやん!」という声があちらこちらから。
実際に遺跡から見つかる勾玉はヒスイなどで作られることが多いのですが
それに近づけよう!ということで、今回は石を染料につけて青緑にしました。
そして、最後は首にかけるためのひもを選んで、完成!!
みんな大満足の勾玉体験が終了しました!