2007年度トム・ソーヤースクール企画コンテスト支援50団体の企画より、
その活動や実施のレポートを順次掲載していきます。


  活動レポート    

NO学校・団体名都道府県企画の概要
40 ひょうご自然教室 兵庫県 「自然観察会、特別自然教室、高学年向自然教室の開催」
兵庫圏内の里山、農耕地などの自然観察や、徳島県での自然体験活動など、フィールドを変え、季節、学年ごとの活動を多彩に計画。

「自然観察会、特別自然教室、高学年向自然教室の開催」
マキ子とノビ太の日笠山 [11/11]



 日  時:平成19年11月11日(日) 9:00~16:00
 場  所:日笠山(姫路市大塩町)
 参加者:会員13名、リーダー7名


 <夜行性動物のムササビを見つけよう>

準備として、各自持参した懐中電灯に赤いフイルムを貼り付ける。
(夜行性の動物を驚かさない為)
滑空するムササビのからだには、それぞれの役目がある事をカードで説明する。
なぜ、「ざぶとん」と呼ばれるか?
=樹から樹へ移動する時、からだを広げて、滑空する。その姿は、茶色い座布団が飛んでいるように見える。
食痕の様子を落ち葉を使って説明する。
ムササビは、葉っぱを二つ折り、もしくは四つ折にして、食べる。形は、対象の形になる。
また、ムササビは葉っぱの全部を食べない。=一口だけ齧る。=毒があるかも知れないと安全策をとる?

ムササビクイズ:エサは? 鳴き声は? 何のなかま? 寝床はどこ? など
お天気カード:観察場所の気温、水温、肌の感じ方

 <実施後の感想>

目的のムササビだけでなく、奈良公園のシカ、シカの糞、
寝床に帰るカラスの群れ、二月堂から見る夕日の美しさ等、
日が落ちる前に観察出来ることが沢山あり良かった。
目的のムササビは、滑空して目の前の樹に降りて来てくれたので
からだの様子がハッキリ見えてよかった。
暗い森に光る目が印象的だったようだ。
モコモコして可愛いという子もいた。
初めて見る親子もおり、興奮気味だった。



支援団体活動レポート