2007年度トム・ソーヤースクール企画コンテスト支援50団体の企画より、
その活動や実施のレポートを順次掲載していきます。


  活動レポート    

NO学校・団体名都道府県企画の概要
25 自然体験活動クラブ「SCリーベルク」 三重県 「サバイバルキャンプinくまの」
夏の長期キャンプを通して、困難に打ち勝つ体験をプログラムにした自然体験活動。

「サバイバルキャンプinくまの」 [7/22-28]


海水浴の様子
 日  時:平成19年7月22日(日)~27日(金)
 場  所:三重県熊野市から尾鷲市にかけての山や海、そして川
 参加者:全国の小中学生30名

 <実施レポート>

自然体験クラブ「SCリーベルク」では灼熱の夏にチャレンジしようと
5泊6日の企画「サバイバルキャンプinくまの」を
7月22日(日)~27日(金)の日程で開催しました。
開会直前まで梅雨明があけず天候を心配していましたが
期間中は天候に恵まれ、参加した子どもたちは「激しく」しかも「楽しい」夏の6日間の日程を元気に乗り切り
大きな熊野の夏の思い出をつくりました。

初日は熊野市立新鹿中学校の体育館をお借りし、蚊に悩まされながら初日の夜を過ごしました。
翌日は渡船に乗って楯ヶ崎近くの「あんごの浜」に上陸し、魚を釣ったり貝を捕ったりして
その夜の野宿に備えました。おそらくほとんどの子どもたちは初めての野宿体験だったと思いますが
魚や貝をおかずにして何とか乗り切りました。
翌日は、またまた海路三木里町に移動し、北輪内中学校に宿泊。
屋根のある所に泊まれるありがたさを身にしみて感じました。
4日目は難関の熊野古道「八鬼山」を6時間かけて走破し、尾鷲に到着しました。
子どもたちは前日までのハードスケジュールでかなり疲労していたにもかかわらず、全員歩き通しました。
その後海上保安庁の巡視船「すずか」に体験乗船し熊野ネイチャーセンターに宿泊しました。
5日目は「リバートレッキング」に挑戦しました。
育生町を流れる清流「尾川川」の滝を登ったり、チューブで滑り降りたりする
スリルあふれる体験でしたが、全員元気に乗り切りました。
その夜は感動のキャンドルナイトで思い出を胸に刻み込み6日間の日程を終了しました。


今晩のおかずをゲットしました

初めての野宿体験

ドラム缶風呂は最高で~す

 <活動の流れ>

やりました 八鬼山の頂上に到着

7月22日/1日目
12:30  開村式 アイスブレーキング(新鹿中学校校舎)
13:30  班別会議
14:30  海水浴
16:30  野外炊事
21:30  班別会議
22:00  就寝

7月23日/2日目
06:30  起床・洗面
07:00  朝の集い
07:30  朝食
09:00  新鹿中学校出発(渡船で無人島の浜に移動)
11:30  弁当(おに弁) 昼食後:貝類の採取や釣りをして夕食のおかずを確保
15:30  野宿するための準備(ブルーシートで屋根を作ったりして)
16:00  夕食準備:米と水は全員に配布。おかずは釣った魚と採取した貝類のみだったが、
.       近くの漁師さんが鯛やマグロなどを差し入れしてくれる。全員感激!
21:00  就寝

7月24日/3日目
07:00  起床・洗面
07:30  朝食
.       今朝配布された物は竹の棒と小麦粉のみ、火を起こして「棒パン」作って朝食とする。
.       ひもじい、大変ひもじい。。
09:30  渡船で尾鷲市三木里海岸に移動
11:00  廃校となった北輪内中学校に到着
.       昼食後:参加者の衰弱が激しいため昼寝をしてから海岸に出かけ、砂の芸術制作大会
16:00  夕食:久しぶりの温かいご飯とみそ汁に、全員驚くような食欲だ。
18:00  入浴(ドラム缶風呂)
19:30  民謡「尾鷲節」踊りの練習
22:00  就寝


豪快に太平洋を進む渡船

いざ洞窟へ

7月25日/4日目
06:30  起床・洗面
07:00  朝食
08:30  熊野古道「八鬼山」越えに挑戦
14:30  6時間かけて全員無事 熊野古道「八鬼山」越えに成功
15:00  海上保安庁巡視船「すずか」体験乗船
17:00  尾鷲発
18:30  熊野ネイチャーセンター着

7月26日/5日目
07:00  起床・洗面
07:30  朝食
10:00  リバートレッキング(~15:00)
17:00  野外炊事
18:30  キャンドルサービス
22:00  就寝

7月27日/6日目
06:30  起床・洗面
07:30  朝食
08:30  館内清掃
10:00  家族への手紙
11:00  閉会式 解散


シャワークライミングに挑戦中

感動のキャンドルナイト

万歳 サバイバルキャンプを克服


支援団体活動レポート