2007年度トム・ソーヤースクール企画コンテスト支援50団体の企画より、
その活動や実施のレポートを順次掲載していきます。


  活動レポート    

NO学校・団体名都道府県企画の概要
27 NPO法人 自然体験共学センター 福井県 「すすき荒地を子どもの遊び場へ(すすき迷路づくり)」
すすきの荒地を、子どもたちや大人も楽しめる遊び場を、自分たちで創意工夫を凝らして作り上げる企画。

「すすき荒地を子どもの遊び場へ(すすき迷路づくり)」 第1回目秋体験会 [11/10]

 日  時:平成19年11月10日(土) 14:00~15:00
 場  所:福井市伊自良の里資料館前休耕地
 参加者:小学生14名、中学生1名、大学生・大人7名

 <実施内容>

すすきの背丈は2mをゆうに越えました。
白い穂は大きく広がり傾き、風が吹くと一斉にゆらゆらとなびく様は
日本人ならふと心が引きとめられる素敵な風景です。
今日は子ども達のすすき迷路体験会です。

 

これまでの作業会に参加してきた小学生や中学生、大学生もいますが
コースの4文字を知っているのは限られています。
知らない人には内緒にし、子ども達は3つのグループにわかれました。
コースの外には出ない、走らないなど注意事項を伝え、記入するシートを渡して迷路を歩き始めました。

子ども達にとっては、すすきは自分の身長よりも50cm~1mも高く
すすきのトンネルを歩いているような感覚のようで、とても楽しそうでした。
入り口が4文字の最初にあたり、文字の方向が歩いていく方向と逆なので
方向感覚がつかみにくいところがあったようですが、
方向を確認しきちんとシートに記入していくと、なんとなく文字が浮かび上がり嬉しそうなグループ
1文字わかって小躍りするグループ、何度もコースを行ったり来たりするグループとそれぞれでした。
一つのグループが答えをあてました。
「楽しかったです。またやりたいです」という感想でした。

これまでやってきた作業会は、すすき迷路を作り上げていく作業を通じての充実感や達成感を得るプロセスでした。
が、今回の体験会で予想以上に子ども達が楽しみ喜んでいる様子を見て
すすき迷路を遊びとして体験として楽しめる可能性が十分にあるということがわかり
やはり充実感と達成感を感じました。



支援団体活動レポート