2007年度トム・ソーヤースクール企画コンテスト支援50団体の企画より、
その活動や実施のレポートを順次掲載していきます。


  活動レポート    

NO学校・団体名都道府県企画の概要
33 NPO法人 歴史体験サポートセンター楽古(らっこ) 大阪府 「古代人たいけん隊2007」
古代をテーマにした多様な自然体験プログラムを行う。ミニ埴輪づくり、古代人の服つくり、空からの古墳の探検などを計画。

「古代人たいけん隊2007」 第1回・ミニはにわをつくろう! [7/22]

 日  時:平成19年7月22日(日) 13:30~15:30
 場  所:八尾市立しおんじやま古墳学習館
 参加者:小学生15名、大人10名、指導者5名

古代人たいけん隊の第1回目「ミニはにわをつくろう!」を、7月22日に行いました。
これからこの講座を行う舞台になる「しおんじやま古墳学習館」は、大阪府八尾市にある施設なんです。
この施設は広い公園になっていて、その中に約1600年前につくられた長さ160mの巨大な前方後円墳があります。
さらにその古墳は埴輪(はにわ)や石を表面にならべて、つくられた昔の姿に復元されています。
そんな古墳を横で見ながら、古代人の気持ちになって?ミニはにわを作る講座を行いました。



まず最初は、「はにわって?」とうことで
実物大の埴輪のレプリカを見てもらいながら、簡単に埴輪についての説明をしました。
そして作業開始。
今回は、オーブン粘土を使って、長さ3~4cmほどのほんとに小さい埴輪を作ってもらいました。
今日は、人の形をした「人物埴輪」をつくりました。
このオーブン粘土は、普通の粘土と少し感触が違うので
最初は慣れなくて、うん?って感じで難しそうにさわっていましたが
慣れてくると、みんな思い思いの形に埴輪をつくっていました。
そうして、形が完成しました。

実はこのオーブン粘土、名前の通りにオーブンで焼くこと出来るのです。
焼くとカチカチになる不思議な粘土なんですが、今回この粘土を使ったのは
完成したミニはにわをストラップにしよう!と考えたからなんです。
オーブンで30分ほど焼いて、しばらく待機。
その間に「はにわねんど」という焼かなくてもいい粘土を使って、また違う作品作りをしてもらいました。



そして30分後、オーブンの中の作品を冷ましてから取り出すと・・・きれいに焼けて、カチカチに。
最後にストラップの金具を取り付けて、ミニはにわが完成となりました。
埴輪の表情もそれぞれ違って、ほんとに個性的。
みんな自分で作って愛着のあるストラップが完成して、大満足!
そして、今回の講座が終了しました。




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