2007年度トム・ソーヤースクール企画コンテスト支援50団体の企画より、
その活動や実施のレポートを順次掲載していきます。


  活動レポート    

NO学校・団体名都道府県企画の概要
7 群馬県甘楽郡甘楽町立新屋小学校 群馬県 「ぼくらの ふるさと 学び隊‥大地と水と大空と‥豊かな自然の中でがんばるぞ!」
米作り大作戦、タマネギの収穫、金星観察、石の観察、昆虫生態観察など、総合的な自然体験学習を半年間にわたって企画。

「ぼくらの ふるさと 学び隊‥大地と水と大空と‥豊かな自然の中でがんばるぞ!」
米作り(5年生) [5/14-11/30]

 日  時:平成19年8月28日(火) 19:00~21:00
 場  所:新屋小学校 校庭
 参加者:新屋小児童・保護者合わせて約50名

米作りを通じて食(食文化)に関する関心を高め、生産者の苦労や努力を知り、自然の恵みに感謝することを目的に
JA甘楽富岡青年部新屋支部の協力をいただき、種もみの発芽、播種、育苗、田植え、生育調査、
雑草取り(※除草剤を使わない栽培、減農薬)、稲刈り、調理実習に至るまで、
半年間、総合的な学習の時間を中心に学習を展開してきました。

 

<5月14日>

もみの種類は「ひとめぼれ」。発芽させた6kgの種もみを播種。学校農園で15cmほどになるまで育苗。

<6月8日>

保護者参加のもと専門家の指導を受けながら、苗を植えました。
70数名が一直線上に並び、泥にまみれながら、2時間ほどかけて15アールの半分ほどを植えることができました。
田植えを初めて経験する児童、保護者がほとんどで
最初のうちは苗が浮いてしまったり、一度にたくさん植えすぎたりしたが
作業が進むとだんだん上手になり、手際よく植えることができました。
終了間際の雷雨にはびっくり。豊作の兆しだったのでしょう。

 

<夏休み>

イネが育つ様子や田に生息する数々の生き物を観察したり、農薬を使わないで手で除草するエリアを設け
夏休み期間中全員で分担して作業にあたりました。

<10月5日>

稲刈り。全面積の3分の1ほどを手で刈り取りました。
みんなでつくった「かかし」が稲穂をしっかりと見守ってくれました。
刈り取ったイネをコンバインで脱穀。イネわらはウサギの飼育に役立てるため、学校に持ち帰りました。
米の収穫量(もみ)は予定を上回る600kgほどになりました。
収穫できた米のうち110kgを学校にいただきました。5年生全員と職員に五合ずつ配分。
お裾分けをありがたく頂戴しました。感謝!残りは感謝祭のお米料理へ。

 

<11月30日>

収穫感謝祭。お世話になったJA青年部の方々を招き、お米を使いオムレツ、チャーハン、きりたんぽ等
各班で心を込めて調理し、指導していただいた方にふるまうことができました。
米作りは、主食である米の生産だけでなく自然環境の保全に役立っていること
米の収穫までにはたくさんの作業、努力、苦労があることを体験しながら学ぶことができました。

 


支援団体活動レポート