![]() ![]() ![]() - 第3回 -著者 小日向 孝夫
「こんなカップヌードルがほしい」 笠ガ岳の笠新道は、麓から山頂まで標高差1800m。燕岳への合戦尾根は標高差1300mもあり、北アルプス3大急登のうちのひとつである。もうひとつは烏帽子岳のブナ立尾根。 笠ガ岳では小雨の中、小屋に着いてレインンウェアを脱ぐと、早速アツアツのカップメンをいただいた。その後、霧の中を頂上へ向かったが、塩味の利いたラーメンのおかげで、元気に頂上を踏むことができた。 できることなら、毎回昼食にはカップヌードルを食べたいのだが、今のパッケージでは一度に何個も持って行けないのが私の悩みである。せいぜい1つか2つがいいところなのだ。日清さん、四角いパッケージはできませんか?そうすれば、ザックの中に入れやすいし、壊れにくいと思うのですが…。いかがでしょうか。 次回は、アメリカのワイオミング・イエローストーンと、グランティトンで「山頂でラーメン」をやってみたいと思います。 何味にしようかな、迷ってしまいます。 ■バックナンバー カップ麺は山で食べるのが一番美味い(1) カップ麺は山で食べるのが一番美味い(2) カップ麺は山で食べるのが一番美味い(3) カップ麺は山で食べるのが一番美味い(4) カップ麺は山で食べるのが一番美味い(5) カップ麺は山で食べるのが一番美味い(6)■著者紹介 小日向 孝夫(こひなた たかお) 1949年生まれ (株)山と溪谷社に入社ののち、「OUTDOOR」編集部、「SKIER」編集長などを経て、現在事業部に在籍。取材などを目的にパタゴニア、ネパールヒマラヤ、ヨーロッパアルプス、ニュージーランドなどを歩く。厳冬期の谷川岳で数々の登攀記録をもつ。趣味は山登り、ヨットなど。海洋記者クラブ幹事。 |