![]() ![]() - 第2回 - 著者 清水 國明
僕が代表の「自然暮らしの会」には、週末だけ工房へやってきて、チェンソーで丸太小屋を作ったり、カナディアンカヌーを作ったり、ナイフや釣り竿を作っている、「週末職人」という人たちがいます。いつもは様々な職場で働いている人たちが、週末だけまったく違う職人さんとなってモノづくりに励んでいるのです。先日、その人たちが造った丸太小屋、丸太の遊具をみんなで幼稚園に運びました。実はこれであちこち4棟目になります。 ![]() たぶん同じように、香りがいい、ぬくもりがあると言うでしょうけど、それは誰もが自然ていいなぁと、言うのに似ています。では、自然て何?とたずねられたとき、知識の中でしか答えることができません。体験として体が覚えている実感ではないのです。 僕らが造った丸太の小屋によじ登ったり、くぐったり、頭をぶつけたりして幼い時を過ごしてきた子供たちの記憶には、本物がインプットされています。鮮やかに木の肌触りが蘇ることでしょう。 ![]() ...続く ■バックナンバー ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ■著者紹介 ![]() 1950年、福井県生まれ。 現在、テレビ、ラジオでのコメンテータや新聞雑誌への執筆活動など幅広く活躍中。芸能界きってのアウトドア派として自然体験イベントや講演活動も多い。家族と共に楽しむアウトドアライフは、趣味でもあり、ライフワークでもある。1995年には、自然暮らしの会を結成。代表を務める。 ■関連情報 ![]() |