第2回 (小樽とその周辺)著者 大八木 雅之


【小樽】
小樽は歴史の町として有名ですが、自然公園や自然歩道も点在します。歩く旅に最適な町のひとつだと思います。

《小樽海岸自然探勝路》
小樽市北部の日本海に面した断崖上を歩く、全長5.5kmほどのルート(ニセコ積丹小樽海岸国定公園内)。森林浴をしながら道沿いの石仏や眼下の日本海を見て楽しむことができます。探勝路の東側には「小樽水族館」「ニシン御殿」などがあります。


《長橋なえぼ公園》
面積約31ヘクタール。野鳥が多く生息しています。

《中野植物園》
私設。植物園というより山の斜面を利用した森林公園という感じです。プチハイキングも楽しめます。

《小樽公園》
市内中心部にあり、自然林も残されています。

《手宮公園・手宮緑化植物園》
小樽西部の丘にあり、小樽港が一望できます。

《天狗山》
小樽南部に位置する標高532.4mの山。ハイキングコースがあります。山頂付近の展望台にはスキー資料館があります。

《旭展望台》
小樽南部の丘陵地にあり標高190m。周辺にはハイキングコースがあります。

【塩谷丸山】
駅舎が国の登録有形文化財に指定されている小樽駅から、函館本線の列車に乗り約10分、塩谷駅(無人駅)から登ります。標高629mの低山ながら山頂付近は森林限界を超え、ハクサンチドリなどの高山植物も。山頂からは積丹半島や羊蹄山も見えます。

【石狩浜(はまなすの丘公園)】
小樽から車で約40km、石狩川河口付近の広大な丘が公園として整備されています。ハマナス・ハマヒルガオなどの花々やヒバリなどの野鳥に出会えます。


■バックナンバー
北海道の旅 1
北海道の旅 2
北海道の旅 3

■著者紹介

大八木雅之(おおやぎまさゆき)
1963年京都府生まれ。ウェブデザイナー・ライター。
趣味はバイクツーリング、山歩き、風景写真撮影