
「自然とのふれあいは、子どもたちの体力、創造力、チャレンジ精神を育む」との考えに基づき、子どもたちの自然体験活動を支援する「安藤財団 自然体験企画コンテスト」を主催し、自然体験活動を推進する人材育成やロングトレイルの普及・振興に取り組んでいます。
子どもたちの健全な心身の育成と、食文化の発展――。この2つに寄与することを目的として、安藤スポーツ・食文化振興財団は「心と体を育てる5つの事業」に取り組んでいます。
その1つである「自然体験活動」は、創設者 安藤百福の「自然とのふれあいが、子どもたちの創造力やチャレンジ精神を育む」といった考えに基づき、1983年の設立当初から自然体験活動の普及に努めてきました。
「安藤財団 自然体験企画コンテスト」(旧「トム・ソーヤースクール企画コンテスト」)は、2002年にスタートしました。文部科学省の課外活動を推奨する教育指導方針に深く共感し、小中学校や地域社会に自然体験活動の輪が広がっていくことを願って開催しています。毎年、創造力やチャレンジ精神に富んだ「子どもたちの生きる力を育む」企画が寄せられることを楽しみしています。そして、このWEBサイトでコンテスト情報を発信することにより、多くの方が自然にふれるきっかけとなれば幸いです。
子どもたちの健全な心身の育成と食文化の発展に寄与すべく、当財団は今後も努力してまいります。引き続き格別のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。


自然は、挑戦する者にだけ本当の姿を見せてくれます。思い通りにいかない時間や、しんどさの中でこそ、人は人間力を静かに育てていきます。仲間と支え合い、自分の足で一歩を踏み出した体験は、必ず人生の糧になります。自然体験には、未来を変える力が確かにあります。

私が生まれたのは、新潟県の佐渡島です。四囲の海はもちろんのこと、山も川もある豊かな自然を遊び場として育ってきました。その後、大学の山岳部時代に始まって約60年の山人生を送ってきましたが、様々な活動のベースとなっているのは、佐渡の山河に教えられた知識や知恵と言っても過言ではないでしょう。「雀百まで踊り忘れず」と言いますが、子ども時代の自然体験を大切にしてください。

自然の中での体験活動は、子どもたちの自然への認識を深め、創造性を育むかけがえのない学びの場です。
本コンテストでは、既存の枠にとらわれない、全国各地の豊かな自然資源を活用した独創的な実践に出会えることを楽しみにしています。
新しい自然体験の形や、未来へつながる挑戦的なプログラムをぜひお寄せください。

子どもたちにとって、自然は不思議の宝庫です。移り変わる風景、天気、出会う動植物など、自然は変数も多く、そこに新たな「なぜ」が生まれます。そして、山や森を歩くと、自分との対話が始まります。歩くにつれ、学校のこと、勉強のこと、友達のこと、家族のことなどにも思いが至ることでしょう。日常生活とは異なり、思考は徐々に研ぎ澄まされていくことがあります。それが自然体験活動の魅力の一つです。

子どもの頃、実際に自分で体験したことは、その人自身のカラダやこころの奥底に深く記憶され人生の中でいつまでも残り続けます。そして、その体験は、決してお金では買うことのできないその人だけの無形財産となり、やがて、その人の人生をより豊かなものにしていきます。

高度な文明社会に生きる私たちは地球の大自然を再認識する機会が不可欠です。澄んだ大気の下、連なる山々、青く輝く大洋や湖、四季に合わせて生息する動植物などと共に自然に触れる事は楽しく同時に自然の有り難さに感謝する心も育まれます。
一方、地球温暖化に起因する災害が増えつつあり、災害時に自らの身を守り余裕があれば救助活動に携わる事も大切です。その為に自然をよく知り災害時の対応の訓練を重ねる為にも自然体験は有意義だと信じています。
略称: 安藤百福センター
長野県小諸市の雄大な浅間連峰を望む地に建つ「安藤百福記念 アウトドア アクティビティセンター」は、子どもたちの自然体験活動を推進するための人材育成や、アウトドア活動を普及することを目的とした専門施設です。
