著者 牛山 佳久


 暖冬といわれていましたが、東北・北陸地方を中心とする方面で大雪で、また列車事故もあり痛ましい事変がおきています。
 更に、昨年は幼児の殺害事件が相次ぎ、青少年を抱える問題に大きな波紋を呼んだ年であったように思われます。
 今年の3月には、「CONE設立5周年」の各種の行事が予定されています。予定は逐一公表されると思われますので、皆様も是非参加を宜しくお願い致します。
http://www.cone.ne.jp/

 青少年にスポットをあてると、現在は文部科学省での中央教育審議会が「学習指導要領」の改訂に向けて、各分科会を設置してその改訂に向けての作業に取り組んでいます。
 青少年の教育は、「ユネスコの定義」によると、学校教育を中心とするものを「フォーマル教育」メディや友人からの影響、家庭環境などを中心とするものを「イン・フォーマル教育」一定のミッションを保持して学校外でのシステム的なものを「ノン・フォーマル教育」として位置づけています。
 私が所属していますボーイスカウトも、ノン・フォーマル教育」団体として位置づけられています。http://www.scout.or.jp/

 また追ってご案内したいと思っていますが、8月には石川県の珠洲市で第14回の日本ジャンボリーが開催され、全国から約3万名余が参加いたします。今回は周辺地域のCONE加盟団体のご支援を頂くべく現在準備中であります。この機会に良い意味でのスカウト運動と地域のNPO・NGOとの連携が図られれば幸いと考えています。


■バックナンバー
今年の自然体験とボーイスカウト活動

■著者紹介

牛山 佳久(うしやま よしひさ)
NPO法人 自然体験活動推進協議会 副代表理事、財団法人 ボーイスカウト日本連盟 リーダートレーナー、NPO法人「持続可能な開発のための教育の10年」推進会議 副代表理事 など
少年時代からボーイスカウトに所属。リーダーになってからは、主に指導者養成事業を担当。
現在は日本連盟のリーダートレーナーを務めている。
CONEからの選出により、ESD-J(※)の副代表理事に就任。
※NPO法人「持続可能な開発のための教育の10年」推進会議