2008年度トム・ソーヤースクール企画コンテスト支援50団体の企画より、
その活動や実施のレポートを順次掲載していきます。


  活動レポート    

NO学校・団体名都道府県企画の概要
42 彦名地区 チビッ子環境パトロール隊 鳥取県 「泳げる中海を取り戻すには私たちはどんなことをしたらよいか」
きれいな中海を取り戻すために、水質調査、親子環境学習会などをおこなうほか、割り箸の回収による紙の再生、サマーエコキャンプなどの環境学習をプログラムに組み込んでいる。

「泳げる中海を取り戻すには私たちはどんなことをしたらよいか」 日野川水生生物調査 [7/25]

日  時:
場  所:
参加者:
2008年7月25日(金)9:30~11:00
彦名町 粟島神社周辺農業用水路、生活排水路
子ども5名、大人2名、サポーター1名
 <レポート>

7月25日、米子市環境政策課主催の「日野川水生生物調査」に参加した。
日野川は鳥取県西部を流れる一級河川である。米子市内の他のエコクラブの皆さんとの合同参加である。
国土交通省の日野川工事事務所の担当者から川の中の小石の裏面に付着している生物をピンセット等で集め
その生物の種類によって、日野川の汚れの度合い(きれいさ)の把握が出来るとの説明を受け
参加者全員で観察した。

 <参加者の感想>

「日野川の水生生物調査」
日野川の水生生物調査では、石についている小さな生き物をさがすのがとても大変でした。
川の中にある石ころをとり、うらの面についている生き物を見つけてぴんせっとで取り
白いばっとにみんなで集めました。
私たちのグループでは、名前のわからない水生生物が29ひきいました。
他には、ヒルや手長エビもいました。
パックテストという方法でよごれをはかりました。
白い粉の入ったパックは5本あって、パックにさしてある小さなピンを取り
パックを指でおさえて、パックの中の空気を追出し
あなのあいている部分を小さな容器に採取した川の水のなかに入れて指をはなします。
すると川の水がすいあげられ、なかにはいっている白い粉とまざると、ピンクや緑色に変わり
その色がどんな色になるのかによって、よごれをはかるものです。
私のパックは緑色になり、CODというよごれが7ということでした。
説明では、少し川の水がよごれているということでした。
日野川には川の石ころのうらにいろいろな小さな生き物がついていること、
その生き物の種類によって川の水がきれいかどうかわかることを教えてもらいました。
きれいな川の水を守るために、私たちができることを続けていきたいです。
(彦名小学校3年 村上美咲)



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