2008年度トム・ソーヤースクール企画コンテスト支援50団体の企画より、
その活動や実施のレポートを順次掲載していきます。
NO | 学校・団体名 | 都道府県 | 企画の概要 |
37 |
特定非営利活動法人 神戸環境教育研究所 |
兵庫県 |
「子供たちに生命力と自然の大切さを体験させよう」
田んぼと畑を借用し、サツマイモに集まってくる昆虫や動物を観察し、生物の多様性を学習する体験活動。稲刈り後の田んぼでは、制約のない遊びが体験できるフィールドをつくるなど。 |
|
「子供たちに生命力と自然の大切さを体験させよう」 さつまいもの収穫 [10/11]
日 時:
参加者:
2008年10月11日(土)9:00~11:00
子ども15名、大人10名、スタッフ4名
<プログラム>
09:00 朝のあいさつ、収穫作業開始
10:00 暑いので休憩
子供たちは、昆虫採集と観察を実施。
また、稲刈り後の田んぼであそびました。
11:00 解散
<レポート>
今日は、待ちに待ったさつまいもの収穫と収穫パーティーです。
集合時間前から子供たちが集まってきて、早く収穫作業をしたいと走り回っていました。
午前9時に作業開始。
さつまいもの蔓を切り取ることからはじめました。
慣れない手つきで鎌を使って蔓きりをしました。
蔓きりが終わると、いよいよ芋ほりの開始です。
スコップを手にして、土の中から宝探しみたいにおいもを探し当てました。
見つけたときの子供たちの顔は、満足感でいっぱいでした。
芋ほりの合間に、蟷螂やバッタを捕まえて観察している子供たちもいました。
また、トノサマガエルを見つけて、歓声をあげている子もいました。
普段 蟷螂などの昆虫と接する機会がなく、またトノサマガエルを見たこともない子供たちもおり
もっともっと生き物と触れ合える機会を作って 命の大切さを教えなければ、と思いました。
休憩の合間に、さつまいもの蔓で作った小山に登って大喜びしている子供たちを見て
自然の中で思いっきり遊ばせて、自分で体験し・自然から学び取る姿勢を教えることの重要性を感じました。
収穫したさつまいもを使って、焼き芋パーティーを参加者全員で楽しみました。
自然の恵みに感謝して、たくましく生きる力を子供たちに身に付けてほしいなと、つくづく感じました。