2008年度トム・ソーヤースクール企画コンテスト支援50団体の企画より、
その活動や実施のレポートを順次掲載していきます。


  活動レポート    

NO学校・団体名都道府県企画の概要
37 特定非営利活動法人 神戸環境教育研究所 兵庫県 「子供たちに生命力と自然の大切さを体験させよう」
田んぼと畑を借用し、サツマイモに集まってくる昆虫や動物を観察し、生物の多様性を学習する体験活動。稲刈り後の田んぼでは、制約のない遊びが体験できるフィールドをつくるなど。

「子供たちに生命力と自然の大切さを体験させよう」 サツマイモの苗植え [8/9]

日  時:
参加者:
2008年8月9日(土) 8:00~11:00
子ども10名、大人6名、スタッフ3名
 <プログラム>

08:30  朝のあいさつ、サツマイモの植え付けと草引き作業開始
09:30  暑いので休憩
11:00  解散

 <レポート>

サツマイモの苗に水遣りをするとともに、畑の草引き作業をみんなで実施しました。

子供たちは、最初のうちは一生懸命に草を引いていましたが、暑いため、30分ほど作業をすると飽きてきて、畑の周囲にある小川や溝で、そこに生息している生き物を捕まえて観察したり、畑のなかにいる生き物を追いかけたりしていました。

小川には、めだかやどじょう、カエルやどんこ、巻貝など、いろいろな生き物がすんでいることを発見していました。
巻貝でもいろいろな形があることに気づいたりしました。

また、畑の中には、カエルについてはトノサマガエルを含めて8種類、バッタについては、殿様バッタやキチキチを含めて6種類、コオロギについてはエンマなどがいましたが、幼虫のため種類が特定できませんでした。
キリギリスの仲間については、クビキリギリスや本キリギリスなどがすんでいることを知りました。

雑草の中で豆類のものがあり、子供たちと豆とりをしながらまめの観察などをしました。
植物図鑑を持参していなかったので、名前や特徴などの勉強はできませんでしたが、次回の活動時には、ぜひ図鑑などで調べたいと思います。

農家の人たちは、雑草と害虫たちとの格闘をしながら農作物を育てているんだということを少しでも判ってもらえたのではないかと思います。



  支援団体活動レポート