2008年度トム・ソーヤースクール企画コンテスト支援50団体の企画より、
その活動や実施のレポートを順次掲載していきます。


  活動レポート    

NO学校・団体名都道府県企画の概要
32 特定非営利活動法人 ナック 大阪府 「ノアむしむし探検隊」
虫を通して環境問題を学習する通年の活動。昆虫にターゲットを絞り、「樹液のレストラン」「灯火採取」「バッタのオリンピック」などのプログラムで、生態について学ぶ自然体験学習。

「ノアむしむし探検隊」 春のいきもの探し [5/25]

日  時:
隊  長:
参加者:
2008年5月25日(日)13:30~15:30
本多俊之(本多環境事務所)
子ども21名、大人8名、スタッフ3名

 <春を迎えたノアで探そう!!色んなムシの赤ちゃん!!>

むしむし探検隊の活動の第1回目となった今回は
まず隊員同士の自己紹介をするところから始まりました。
そして隊長である本多さんから「隊長の言うことはちゃんと聞くこと」「虫を見つけたら隊長を呼ぶこと」
などの注意のあと、早速 むし探しがスタートしました。

「春は多くの虫の赤ちゃんが産まれて活動を始めだす季節。
葉っぱの裏や足元などをよーく探して色んな虫の赤ちゃんを見つけようね!!」
と、本多隊長が説明をするやいなや
「隊長!!後ろの木に毛虫おるで~!!」「うわっ!!葉っぱのうしろに何かいてる~!!」
と、子ども達は大はしゃぎ!

子ども達が見つけた虫を本多隊長がひとつひとつ隊員のみんなに説明していき
「えっ!!このイモムシがチョウになるの?」と年長の瑛司君は初めて知るなど
大人の私達には当たり前に知っていることでも、子ども達にとっては本当に大きな驚きと体験になることを
改めて感じる場面もありました。
そこから少し移動して草が茂っているポイントに移動し、今度はバッタの赤ちゃんを探すことに。
飛び跳ねる小さなバッタを子ども達は夢中で捕まえていました。

そろそろ終わりになろうかとしてるころに
「隊長!!見たことない変な虫がおる~!!」との叫び声が!
慌てて見に行くとナナフシがいて、ちょうど脱皮をし終わったところでした。
町では見かけないからか、初めてナナフシという虫を見たそうで
「枝かと思ってたらいきなり動いたからめっちゃビックリしたわ~!!」
とのこと。
バッタもナナフシもこういうふうに、何度も脱皮して大きくなっていくことを
最後に本多隊長に説明してもらい
子ども達の驚きと歓声がいっぱいだった、第1回目の活動を終えました。



  支援団体活動レポート