2008年度トム・ソーヤースクール企画コンテスト支援50団体の企画より、
その活動や実施のレポートを順次掲載していきます。
NO | 学校・団体名 | 都道府県 | 企画の概要 |
20 |
NPO法人 浅間山麓国際自然学校 |
長野県 |
「浅間山子ども自然教室」
外来種のハルザキヤマガラシやフランスギクの除去とそれを利用した草木染の体験。さらに、高山蝶ミヤマモンキチョウの生態観察と保護などの活動を、通年でおこなう。 |
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「浅間山子ども自然教室」 森を元気にしよう!レンゲツツジを護る森林整備とクラフト教室 [8/5]
日 時:
場 所:
参加者:
2008年8月5日(火)
湯の丸牧場(群馬県嬬恋村)
親子12名
<レポート>
群馬県嬬恋村から長野県東御市に及ぶ「湯の丸レンゲツツジ群落」は国指定の天然記念物であり、
地域行政や関係省庁、地域住民らによって保護されています。
6月下旬の花期には山全体が焔に包まれたように赤く染められ、多くの観光客が訪れます。
このレンゲツツジ群落は、大正時代から始まった牛馬の放牧により
牛の忌食するレンゲツツジだけが残り、やがて山全体をつつむようにつくられたものです。
しかし、近年の牧畜業の衰退により放牧数が減少したため、
現在では人の手による除伐・下草刈りなどの作業を行ない、天然記念物であるレンゲツツジ群落を保護しています。
この企画では、このような人と牛とレンゲツツジの関係を学び
レンゲツツジ保全のための除伐作業を第一の目標とし、除伐で出た樹木をクラフトの材料として利用し、
森林に触れ創作する楽しみを体験するものとしました。
<参加者の感想>
・森の作業は大変なだけかと思っていたが、楽しくできた。
・みんなで作業をしたので、鬱そうとした森もキレイになり達成感があった。
・クラフトでは、今日見たトンボを作り楽しかった。