「おとなと子どものための青い森創作プロジェクト ～憩いの森づくり～」　梵珠山～不思議な話が伝わるブナの森　[10/18]

今回は山を歩きながらゆっくりと秋探しを楽しみました。
私たちの街からバスで４０分ほど離れた浪岡というところの梵珠山をたずねます。
県民の森はこじんまりとしていてきれいなところです。

久しぶりにクラブの１～６年生全学年の顔がそろいました。
山登りをするのはあまりないことだったので、少しだけドキドキ？

梵珠山は、古くから信仰の山として知られ
毎年、旧暦の７月９日～１０日にかけて青白い光が見えるといいます。
この光は「御灯明」と呼ばれ、見た人は幸せになると言われています。
神秘さに触れた気分にもなります。

紅葉、黄葉、また紅葉・・・。
落ち葉をカサカサと踏みしめ秋の音を聞きながらゆっくりゆっくりと歩いていきました。
あちこちで触ったことのない生き物がたくさんいます。

「この葉っぱは何？」
「こんなところにバッタがいた！」
子どもたちの輝いた表情とともに大人の表情も和みます。

山歩きによって全身で自然を受けとめたのと同時に、小さな自然界との会話もはずんだようです。
こうやって少しずつ子ども達の心の中に郷土愛が育まれていくのでしょう。

　左：青森大学自然学校学生リーダーとＯＢＯＧ会リーダーのコラボレーションプログラムとして行われました。
　中：秋の日差しをあびて堪能した山頂。
　右：こんなに大きなブナの木に出会いました。ぽっかりとあいている穴の中になにかがいるかな？

最終回は１１月１５日（土）、青森大学雲谷の森で行われる予定です。