著者 三好 和利


「街へ飛び出せ!しぜん探検隊!!」

 春は花の季節です。都会にも豊かな自然が一杯です。
 自生ではありませんが、色とりどりの花が咲こうとしています。まずは花探しの探険に出かけましょう。

学校から始めよう
 皆さんの学校にもたくさんの花が咲いています。桜などの木の仲間から草の仲間までいろいろな種類があります。
 学校のお花マップを作ってみませんか。同じ学校でも学年や見る人によって必ず違ったマップが出来上がります。
 完成したら、お花自慢をしてみましょう。

次は街路樹です
 都会の道路には歩道が設置されているために、ほとんどの道に街路樹が植えられています。この街路樹も場所によって、様々な種類の木が利用されています。街路樹によって、街の特徴がわかるかもしれません。花探しでは種類だけでなく、ちょっとした色の違いや花のつき方、香り、そして、木の特長にも目を向けてみると面白いですよ。幹の太さ比べ、高さ比べ、花の多さ比べ、いろいろなランクをつけてみましょう。

そして、最後は個人のお宅のお庭の木です
 学校の周りにはいろいろな人が住んでいます。塀や生垣からさまざまな花がのぞいています。丁寧に手入れをされている方も少なくありません。まず、道路から見える範囲で花探しをしてみましょう。
 沈丁花、こぶし、あんず、もも、もくれん、ハナミズキなどとてもいい香りがする木が沢山あります。
 くれぐれもお家のかたにご迷惑になることはしないように注意してくださいね。

大きな大きな花の地図が完成!
 自分の学校を中心としたお花の地図の出来上がりです。普段はなにげなく通り過ぎている道路や近くの家にこんなにお花があったのかと驚きの一瞬です。きっと明日から自分の目が向くところが変わりますよ。

もっと調べてみよう
 この作業はけっして、花の種類を探すことではありません。まず、色、形、大きさ、におい、花の咲いている木の特徴をしっかり見て、まず自分の好きな名前をつけることです。同じ花を探すのでもいいですし、違う花を見つけて新しい名前をつけていくのも面白いですね。自分だけの名前を考えてください。次に、みんなで花の地図を持ち寄って、いろいろと話し合ってみます。そこで名前を変えるのも本人次第です。
 今度は出来上がった地図をもとにお話をつくったり、歌を作って歌ってみたり、振りを考えて踊るのも愉快ですね。自分の住んでいる街がとてもステキな場所に思えてくるでしょう。学年によっては、最後に実際の植物の種類を調べてみましょう。どんな仲間の木なのか、花を咲かせていない木であればいつになると花が咲くのか、もっと大きくなるのか、この木が見つかったのはどんな場所だったのか、など、図書館やインターネットを活用してみましょう。近所のお庭の木であれば、ちゃんとご挨拶をして聞きに行くのも地域の人とのかかわりが生まれることでしょう。

創ってみよう
 探険の途中に落ちていたものを拾っておきましょう。花びらやはっぱ、枝などなんでもいいです。低学年ならば、お面や花かざりを作ったりしてはどうでしょうか。枝やどんぐりを利用すると左の写真のようなおもしろ押しピンが出来上がります。教室やお部屋の掲示板につかうと、なかなかグッドな感じになります。


■著者紹介

三好 和利(みよし かずとし)
ワンパク大学