![]() ![]() ![]() - 第510回 - 筆者 中村 達
『スキーキャリア』 今年は例年より初雪の便りが早く、積雪も期待できそうだ。スキーの関係者にとってはホッと胸をなでおろしていることだろう。昨年はシーズン途中、で営業を止めたスキー場も多かった。 ![]() が、いまではスキーキャリアをセットした車などは、ほとんど見かけなくなった。スキー自体がカービングで短くなって、車の屋根に積載しなくても、トランクや足元に置けるようになったこともあるかも知れない。ワゴン車なら車内に積むスペースは十分あるからか。 それにしても、キャリアをセットした車は、ほとんど見かけなくなった。カー用品店でも、かつては店頭に多種多様なキャリアが並んでいた。シーズンが始まると、人気のあるキャリアは品薄状態だったのを覚えている。しかし、昨今は店の隅に追いやられている店舗も多い。 ![]() 私たちの若い頃は、いまは給料が安くっても将来が、未来が見えていた。だから無理をしてスキーに出かけても、何とかなるような気がしていた。現にそうなったように思う。 スキーキャリアを見かけなくなったのも、やはりスキーやスノボをする人たちが激減したのが、最大の理由のひとつかもしれない。 ※画像はイメージで、本文とは無関係です。 (次回へつづく)
■バックナンバー ■筆者紹介 中村 達(なかむら とおる) 京都生まれ。アウトドアジャーナリスト・プロデューサー 安藤百福センター副センター長、日本ロングトレイル協会代表理事、全国山の日協議会常務理事、国際自然環境アウトドア専門学校顧問、全日本スキー連盟教育本部アドバイザーなど。アウトドアジャーナリスト。 生活に密着したネーチャーライフを提案している。著書に「アウトドアズマーケティングの歩き方」「アウトドアビジネスへの提言」「アウトドアズがライフスタイルになる日」など。『歩く』3部作(東映ビデオ)総監修。カラコルム、ネパール、ニュージランド、ヨーロッパアルプスなど海外登山・ハイキング多数。日本山岳会会員 |