![]() ![]() ![]() - 第352回 - 筆者 中村 達
『東北海岸トレイル構想』 環境省が計画している、東北海岸トレイル構想のモニターツアーに参加して、三陸海岸を歩いてきた。 東日本大震災で甚大な被害を受けた海岸沿いに、自然歩道などをつないで、およそ300kmものロングトレイルを設定しようという構想がある。被災地に内外から多くのバックパッカーやハイカーが訪れ、人々との交流で少しでも復興の応援ができればという願いも込められている。 まずは、被災された人々の生活再建が最優先だが、地域観光の活性化もこれからの課題だろう。東北海岸沿いの豊かな自然環境と、歴史と文化の中で育まれてきた人々の暮らしを、ロングトレイルを「歩く旅」で感じとることができればすばらしい。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() (次回へつづく)
■バックナンバー ■筆者紹介 中村 達(なかむら とおる) 1949年京都生まれ。アウトドアジャーナリスト/プロデューサー 安藤百福センター副センター長、国際自然環境アウトドア専門学校顧問、日本アウトドアジャーナリスト協会代表理事、NPO法人アウトドアライフデザイン開発機構代表理事、NPO法人自然体験活動推進協議会理事、東京アウトドアズフェスティバル総合プロデューサーなど。 生活に密着したネーチャーライフを提案している。著書に「アウトドアズマーケティングの歩き方」「アウトドアビジネスへの提言」「アウトドアズがライフスタイルになる日」など。『歩く』3部作(東映ビデオ)総監修。カラコルムラットクI、II峰登山隊に参加。日本山岳会会員。 |