![]() ![]() ![]() − 第229回 − 筆者 中村 達
『広葉の北八ヶ岳を歩く』 紅葉を見に北八ヶ岳周辺を歩いてきた。天候にも恵まれたので、今年の美しい紅葉を堪能することができた。ミズナラなどの落葉広葉樹はすっかり色づいていた。 北八ヶ岳も蓼科あたりは混んでいるのだろうと想像したが、それほどでもなかった。白樺湖も観光シーズン真只中とういうのに、混んでいる風には見えなかった。聞くところによると、観光客も山にあがる傾向だそうだ。見る、食べる、寝るだけの観光から、何らかのアウトドアアクティビティをスケジュールに組み入れる傾向が見られる。これを1990年代の米国では、アドベンチャートレベルと言った。10年ほど遅れて日本もそうなったのか・・・? 金融不況が消費マインドを冷え込ませているが、不況になるとアウトドアズが元気になる。これは、欧米のアウトドア業界がいつも言っているフレーズだ。ニュージーランドのガイドが、「オレ達はお金がかからないトレッキングが大好きだ!」と語っていた。トレッキングは、さほどお金はかけなくても自然が楽しめ、健康にもいい。私たちにとっては当たり前のことだが、好況になってもこのムーブメントが続けば、この国の自然体験も盛り上がるのではと、密かに期待している。 (次回へつづく)
■バックナンバー ■筆者紹介 中村 達(なかむら とおる) 1949年京都生まれ。アウトドアジャーナリスト。 NPO法人自然体験活動推進協議会理事、国際アウトドア専門学校顧問、NPO法人比良比叡自然学校常務理事、日本アウトドアジャーナリスト協会代表理事、東京アウトドアズフェスティバル総合プロデューサーなど。 生活に密着したネーチャーライフを提案している。著書に「アウトドアズマーケティングの歩き方」「アウトドアビジネスへの提言」「アウトドアズがライフスタイルになる日」など。『歩く』3部作(東映ビデオ)総監修。カラコルムラットクI、II峰登山隊に参加。日本山岳会会員。 |