![]() ![]() ![]() 著者 安藤 百福・(財)安藤スポーツ・食文化振興財団理事長
人間の性格は生まれたときは大きく変わりません。しかし親の愛情、家族や家庭の状況、社会との関係など、育った環境の影響を受けて百人百様の人格が作られます。子供たちはいろいろな経験の中から多くを学び、豊かな人間性を手に入れていくのです。そう思って私は、財団設立当初から子供たちの冒険心を育むために「トムソーヤースクール」を実施してきました。登山、キャンプ、海水浴など、子供達が自然の中でいろいろなことを学ぶ機会を提供してきました。子供にとって一番大切なものは不自由な中から物事を工夫していく創造力だと信じているからです。 平成14年、文部科学省は総合学習制度を導入し、子供たちの人間性を育むために自然体験活動を奨励義務化しました。安藤財団がいち早く取り組んできた活動がようやく国家的事業として進み始めたわけです。ホームページ「自然体験ドットコム」は自然体験活動の情報データベースとして、ますますその重要性を高めています。またホームページの中で実施している「トム・ソーヤースクール企画コンテスト」は、自然体験活動の指導者を表彰する日本で唯一のコンテストとして二年目を迎え、さらに内容の充実を図ってまいります。 日本の自然体験活動の指導的立場にある先生方のご協力によって運営されている「自然体験ドットコム」が、今後とも日本中に情報ネットワークを広げ、自然体験の普及啓蒙に役立ち、将来を背負う子供たちの心と体の健全な育成に貢献できますよう願ってやみません。 ■著者紹介安藤 百福(あんどう ももふく) 1910年生まれ。(財)安藤スポーツ・食文化振興財団理事長、日清食品会長。 1958年8月世界初のインスタントラーメンである「チキンラーメン」を発明、1971年には「カップヌードル」を開発しインスタントラーメンを新しい食文化として世界中に広げた。 「食足世平」(講談社)「麺ロードを行く」(講談社)「苦境からの脱出」(フーディアム・コミュニケーション)「魔法のラーメン発明物語」(日本経済新聞社)など編著書多数。立命館大学名誉博士号、勲二等瑞宝章ほか諸外国からのものを含め数多くの受章がある。 |