平成18年度トム・ソーヤースクール企画コンテスト支援50団体の企画より、
その活動や実施のレポートを順次掲載していきます。


  活動レポート    

NO学校・団体名都道府県企画の概要
36 せせらぎ会 三重県 「おいしいを味わう力がありますか?~次世代に伝える味の教育~」
夏から冬にかけて、茶畑での晩茶摘み、鮎漁体験と鮎料理、精米体験と新米料理、山での猟師体験とシカ料理などを行い、食卓と自然が近かった時代の体験を通して、食への感謝の気持ちを養う。

「おいしいを味わう力がありますか?~次世代に伝える味の教育~」
  <子どもがつくる旬の一品> 宮川で楽しむ鮎料理と伝統漁しゃくり体験 [9/3]


 日  時:平成18年9月3日(日) 10:00~15:30
 場  所:三重県多気郡大台町久豆 せせらぎ会食堂・学校下宮川
 参加者:8家族23名、子ども1名、大人4名

今回は大杉谷の人にとって昔から身近な食材「鮎」を使った料理に挑戦しました。
自然学校の下に流れる宮川で鮎の伝統漁法“しゃくり漁”を体験し、とった鮎を塩焼きで楽しみました。
また、午後は宮川で川遊びをしました。


う~ん、どれが正解かな?
10:00~10:20受付・オリエンテーション
あいさつ、プログラムの説明、鮎のクイズ
10:20~11:45伝統漁‘しゃくり’の体験
11:45~12:30昼食づくり
鮎の塩焼きとバーベキュー
12:30~13:45昼食・休憩
13:45~15:10学校下の宮川で川遊び
15:10~15:30着替え・まとめ

まずは、3択クイズで鮎や伝統漁法のことを知りました。
鮎ってどんな魚?しゃくり漁ってどんな漁法?初めて“しゃくり”という言葉を耳にする人が大半でした。

川に移動して、いよいよ“しゃくり漁”の実践です。
宮川に伝わる伝統漁法“しゃくり漁”は独特の形の竿の先についた針とゴム糸で直接鮎をひっかけます。
最初に、地域の方が講師となり、伝統漁法の実演をしてくれました。
先生が取るとあっという間に1匹2匹とつかまり、簡単そうに見えましたが、いざやってみると難しいようでした。
しばらくして慣れると参加者の約半数が捕まえることができました。


これがしゃくり竿です

こうもって、体をもっと低くして

あそこに鮎見えるけど・・・

川から戻ってきたら昼食づくりです。 メニューは「鮎の塩焼き」「旬の野菜のバーベキュー」「お味噌汁」です。
さっき捕まえた鮎は口から串を入れ、中骨を通して上から見ると泳いでいるような形になるよう串をさしていきます。
つるつるすべるので串をさす作業は大変でした。
串をさし終わったら、塩をつけてから、炭火でじっくり焼きました。
野外での調理ということでご飯は薪を利用し、羽釜で炊きました。


みんなで調理開始です

バーベキュー、食べごろだよ!

焼け具合の判断が難しい!?

みんなでゆっくりご飯を食べた後はしゃくり体験をした宮川でおもいっきり川遊びを体験しました。


涼しい木陰でひと休み

水が「冷たいよ~」

飛び込み岩を見てため息 高い~




支援団体活動レポート