平成18年度トム・ソーヤースクール企画コンテスト支援50団体の企画より、
その活動や実施のレポートを順次掲載していきます。


  活動レポート    

NO学校・団体名都道府県企画の概要
16 八王子市立上川口小学校 東京都 「みんなで自然体験推進計画2006」
低学年にはたんけん隊、高学年には自然調査隊として、地域の愛鳥ボランティアとともに、年間を通した野鳥観察会や自然的教育素材を活用した教育を計画。

「みんなで自然体験推進計画2006」 今年度の様々な活動・その2

 恵まれた自然環境を生かした体験活動を様々な教育活動を取り入れながら、
 地域や自然を愛する心情やたくましく生きる力、生命を尊ぶ心、自然環境を大切にする心など
 豊かな心の育成を図る。

 <1.学校うらの谷戸での稲作体験学習> みんなで力をだしあった田植え

6月15日、梅雨の走りのような雲空で、時折 雨も落ちてくるようなお天気でしたが
5年生全員(女子5名)で田植えを行うことができました。
当日は、副校長先生や事務室の方、保護者の方々も応援に来てくれました。
稲の苗をきちんとした間隔で植えられるようにひもを用意して植えました。
みんなどろんこになりながら、力を合わせて田植えをすることができました。

はじめは、「どろんこになるのは気持ち悪い」「ぬるぬるしているから田んぼに入るのはいや」
といっていた子どもたちでしたが、いつの間にかどろんこも気にせずに、田植えに夢中になっていました。
終わる頃には、「もっと植えたいな」「もうおわっちゃった」「一生懸命に働いた後は気持ちいいな」
等の声も聞こえてきました。
大きく育つことを楽しみにしています。

 <2.学校うらの谷戸での稲作体験学習> 実りの秋を迎えて・・・みんなで稲刈り

10月10日、秋晴れのもと
5年生全員でたわわに実った稲を刈りました。
(本当は・・・スズメに横取りされてしまい、実のないものもいくつかありました)
当日は、先生方の応援はもちろん 学校美化ボランティアである地域の方々も多数参加していただきました。
もう少し早めに稲刈りを行う予定でしたが、秋の長雨の影響で延び延びになってしまいました。
それでも、校長先生が作ってくれた「かかし」は効果があったようです。
今日は文句なしの日本晴れ、稲刈り日和でした。

生まれて初めて使う鎌を、はじめはおっかなびっくり使っていましたが
地域の方々にも親切に指導していただき、ケガなくしっかりと稲を刈ることができました。
そのうち、みんな慣れてきて、「稲刈り歌」でも聞こえてくるような雰囲気でした。
刈り取った稲は、かかしといっしょに束にしてほしてあります。
この後、脱穀、もみすり、精米と行う予定です。
みんなのお口に入るのは、もう少し先ですが、みんな楽しみにしています。





支援団体活動レポート