平成18年度トム・ソーヤースクール企画コンテスト支援50団体の企画より、
その活動や実施のレポートを順次掲載していきます。


  活動レポート    

NO学校・団体名都道府県企画の概要
15 NPO法人 むさしの里山研究会 埼玉県 「里山体験プログラム」
「生き物」「農業」「食」をキーワードとした自然体験活動で、里山ワクワクコース、里山チャレンジャーコース、里山スローフードコース、里山ネイチャーコースなど参加者の年齢と目的に合わせたプログラムが特徴。

「里山体験プログラム」 7月の体験プログラム実施状況 [2006/7]

 「ホタルが見つかるかな?」
 日  時:平成18年7月8日(土) 19:00~20:00
 場  所:末野のトンボ公園モデル地区とその周辺
 参加者:大人7名、子供9名、幼児1名

 今にも雨が降りそうな空模様のなか、取りたてのジャガイモを食べて
紙芝居を見たり、ホタルの説明を聞きながら暗くなるのを待ちました。
ホタルの解説中雨が降ってきたため、一時各自の車に避難しましたが、すぐに雨はやみ観察会がスタ-トです。
先ずトンボ公園で目を皿のようにして暗闇を探したところ、ヘイケボタルのかすかな光を発見。
一堂歓声をあげました。トンボ公園で見かけたホタルは10匹ほどでしょうか。
 続いて、円良田湖に注ぐ小流へと真っ暗な道を進みました。
懐中電灯だけが頼りの夜道を歩くというのも、普段は経験しないことです。
小流はうっそうと繁る杉林の中にあり、
その闇のあいだをボーッと青白く輝くゲンジボタルの光がいくつも点在していました。その光は
ユラユラとゆらめきながらゆっくり上昇するものや、彗星のように尾を引きながらハイスピードで移動するものなど
とても幻想的な光景でした。
その数は30匹ほどでしょうか?
 群れ飛ぶと言うほどの数ではありませんが、大人も子供もホタルの光に魅了させられました。
捕虫網を持参した子が捕まえたホタルをみんなで手にとって、じっくり見ることもてできました。
(もちろん後で逃がしてやりました)
 自然相手なので、ホタルが見られるかどうか、主催者としてはとても不安だったのですが
前日の下見より遙かに多くのホタルと出会うことができて、ホットした次第です。

<参加者からのメ-ル>
先日はどうもありがとうございました。
雨の降る情緒の中、たくさんのホタルを見ることができて、とても楽しかったです。
知り合いのお宅にお邪魔したような会で、ほっとできるひとときでした。
また今後、機会がありましたら参加させていただきたいと思います。

 「トンボ公園の整備作業」
 日  時:平成18年7月16日(日) 10:00~11:30
 場  所:末野のトンボ公園モデル地区とその周辺
 参加者:なし

このプログラムは参加費不要としたのですが、参加者は一人もありませんでした。
たしかに面白そうには思えませんからね。
仕方なく事務局の新井が一人で草刈り作業を行ったのですが
予定を30分繰り上げて引き上げました。

 「手打ちうどん作り」
 日  時:平成18年7月17日(月:海の日) 10:30~13:00
 場  所:里山ギャラリ-ノア
 参加者:大人6名、子供7名、講師2名

時間がないので(こねてからしばらく寝かせ、その後に延ばしますので)
あらかじめ粉をこねた状態にして頂き、それを延ばし、包丁で切るという作業を体験しました。
できたうどんはすぐに茹で、ざるうどんにしてみんなで頂きました。
参加者一同、「おいしい」を連発し、あっという間に平らげてしまいました。
講師の先生によると、こねるときの水加減が難しいとのことです。
次回は粉をこねる作業も加えたいと考えています。
ソバはうどん以上に水加減が微妙で、その時の温度や湿度、そば粉の種類、
そば粉と小麦粉の比率などによって水の量を調整するそうです。
うどんもそばも生き物だ!





支援団体活動レポート