平成18年度トム・ソーヤースクール企画コンテスト支援50団体の企画より、
その活動や実施のレポートを順次掲載していきます。


  活動レポート    

NO学校・団体名都道府県企画の概要
11 生活共同組合ちばコープくらしづくりサポート推進室  千葉県 「大豆だいすき倶楽部」
生産者とともに大豆を種から育て、生産の過程を知り、収穫の喜びを感じるだけでなく、豆腐や納豆、味噌の仕込みまで行なう継続的な体験活動。

「大豆だいすき倶楽部」 味噌・豆腐・納豆に変身(最終回)

 「大豆だいすき倶楽部」もとうとう最終回を迎えました。
 大収穫だった大豆を味噌・豆腐・納豆に変身させましょう。

5グループに分かれ、柔らかく煮た大豆をみんなで力を合わせてつぶし
麹と塩を混ぜたものといっしょにしてよく混ぜます。
粒のお味噌がいい家族はここでおしまい、
きめの細かいお味噌が好きな家族は機械でさらに滑らかにしていきます。
この納豆は今年のお盆過ぎに食べられるようになります。
たのしみですね。


滑らかになった大豆は ソーセージみたいにニョキニョキでてきます!

1晩水に浸した大豆を
ミキサーに十分かけます

豆乳の凝固液を型に入れて
水を絞ります

味噌作りと平行して、豆腐作りが行われていました。
こちらはスタッフのお母さん達が作業を行い、皆さんには見学してもらいました。
作り方の資料をお渡ししたので、是非、作ってくださいね。
出来上がったお豆腐は昼食のときに試食しましたが、美味しかったかな?
(出来上がり豆腐の写真を撮り忘れました!残念!)

午後は納豆屋の萩原さんが来て、納豆のお話をしてくれました。
納豆は温度に非常に左右されるそうで、40度ほどの温度を4時間くらい保つことが重要だそうです。
安価で販売されている納豆ですが、なかなかデリケートなんですね。
昔は藁についている納豆菌を利用していたそうで
100本の藁納豆を作っても、半分は納豆にならずに処分していたそうです。
今は、納豆菌を振り掛けて作っています。

今回は保存しやすいように萩原さんが納豆のパックを持ってきてくれました。
そのパックに茹でた大豆を詰めて、自宅で納豆を育てます。
さて、上手に出来るのでしょうか?お楽しみです。(パックの写真も撮り忘れました!)
最終回と言う事で、最後に参加の皆さんから一言ずつ感想を頂き、楽しく終了することが出来ました。

<参加者アンケートから>
「今まで頑張って作った大豆の集大成!!味噌・豆腐・納豆・・手作りって嬉しいですね。
. 子供たちが今日の体験をいつまでも覚えていてくれたらうれしいな。」
「年間を通した企画に参加できてよかったです。
. 種まき・草取り・収穫・味噌作りまで子供と共に経験ができましたことをありがたく思っています。」




支援団体活動レポート