平成18年度トム・ソーヤースクール企画コンテスト支援50団体の企画より、
その活動や実施のレポートを順次掲載していきます。


  活動レポート    

NO学校・団体名都道府県企画の概要
11 生活共同組合ちばコープくらしづくりサポート推進室  千葉県 「大豆だいすき倶楽部」
生産者とともに大豆を種から育て、生産の過程を知り、収穫の喜びを感じるだけでなく、豆腐や納豆、味噌の仕込みまで行なう継続的な体験活動。

「大豆だいすき倶楽部」 大豆の収穫・黒豆の脱穀編 [12/3]

 日  時:平成18年12月3日(日)
 場  所:多古町旬の味産直センター


12月3日(日)、絶好の収穫日和となりました。
小さな豆(種)からたくさんの大豆が実り、収穫の日を迎えられました。
前回は青々と枝豆が実っていた畑は一面、茶色に枯れ果てていて
本当にこれで収穫できるの?と心配になってしまうほど。
しかし、茶色のさやを開いてみると
確かに、種まきの時と同じ豆が入っています。

午前中、最初に黒大豆の収穫に取り掛かりました。
茎を持って引っ張ると子供達にも簡単に抜けてきます。
その抜いた大豆の根をポキッと折り、束にして紐で縛っていきます。
大豆の根がついていると、実を取り出す時に土が混じり
非常に作業が大変になるそうで、畑で根を折っておいてくれば
根粒菌のついた根が肥料となり一石二鳥です。
束にした大豆は軽トラで「しんのみくうかん」に何度も運んでいきます。

午前中で終わると思った収穫ですが、12時になってもまだまだ残り
途中でエネルギー補給、昼食を食べに「しんのみくうかん」に戻りました。
午後は、黒大豆の脱穀・選別をする人と残りの大豆収穫に畑に戻る人
とに別れ、みんな必死に働く働く!
とうとう2時半頃に収穫がすべて終わり、おもわず拍手!
「人の力ってすごいなぁ。」という感想を頂くほど
充実した収穫となりました。

「しんのみくうかん」では黒大豆の脱穀をしましたが
茎を持って床にたたきつけてもなかなか実が外れず
結局手作業でさやを割ってとったほうが早かったかも・・・。
その後、子供達が「とうみ」に挑戦して選別をしましたが
力の加減が難しかったようです。
皆さんに、黒大豆を手作業で選別して1キロずつ持って帰ってもらいました。
お正月の黒豆は上手に出来るでしょうか?

脱穀できなかった残りの黒大豆、そして白大豆は
しばらくそのまま干した後、大豆生産者の寺本さんにお願いをして
コンバインで脱穀・選別をしていただくことになっています。





支援団体活動レポート