平成18年度トム・ソーヤースクール企画コンテスト支援50団体の企画より、
その活動や実施のレポートを順次掲載していきます。
NO | 学校・団体名 | 都道府県 | 企画の概要 |
8 |
会津高原 ネイチャースクール |
福島県 |
「虫の里 再生キャンプ in 会津高原」捕って、遊んで、学んで作ろう虫の産卵場所。 クワガタ、カブトなどの昆虫をとおして、環境と生態系を学ぶ 自然体験活動プログラム。 |
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「虫の里 再生キャンプ in 会津高原」 [8/27-8/29]
日 時:平成18年8月27日~29日
場 所:会津高原だいくらスキー場周辺
参加者:子ども5名 保護者3名 インストラクター2名
会津高原だいくらスキー場周辺でいろいろな虫を通して
環境、生態系を学ぶキャンプを実施いたしました。
東京から参加のご家族が到着し、1日目午後よりオリエンテーションをおこないました。
今回の参加は特に女の子が多く、虫が苦手なので克服したい、子どもさんに自然を学ばせたいという
積極的な親子さんがいらっしゃいました。
もちろん虫を捕った経験はなく、とんぼのとり方もわからないとのことで
インストラクターから虫あみの使い方、かごへの入れ方や、昆虫の持ち方などを説明いたしました。
少し慣れてきたところで、指を高く上げ、誰に一番にとんぼがとまるかといったゲームや
制限時間内で誰が一番トンボをとれるかといったゲームをして
いつの間にか、苦手だったはずの虫を夢中で探すようになり
子どもさんにとっては、虫と触れあう良いきっかけになったように思います。
夕食後、会津高原にはどんな虫が生息しているのか
又とった虫で名前のわからない虫をみんなで図鑑で調べたりと楽しい一時を過ごせました。
2日目、ミーティングの後、虫が産卵しやすいように森の手入れをしました。
インストラクターが細い枝をナタで切り、その枝を運んだりと
森は手入れが必要だということを学び、お昼は森からでた枝を石釜に入れて
手作りピザを作ってみんなで食べました。
午後からカブト虫の産卵場所作りで、堆肥、オガクズ、腐葉土を集めたり
クワガタの産卵場所である、朽ち木やほだ木を集めたりしました。
みんなで整えた産卵場所にカブト虫やクワガタが卵を産み、来年沢山の成虫がかえることを願いました。
3日目は森から拾ってきた枝や木の実を使ってトンボやチョウなどの形のクラフトをつくったり
みつけた虫をデジカメで撮ってポストカードにしたり
虫や森を通して、自然環境を学んでもらえたかと思います。
秋には産卵場所に卵を産んでいるのか、みんなで見てみようと話しあいました。
帰りにはすっかり、苦手だった虫を好きになったようで
自分で見つけたクワガタを持って帰る子もいて、触れあうきっかけの大切さを私達も痛感いたしました。
これからも子ども達に自然環境を考えるきっかけ作りをしていきたいと思います