平成18年度トム・ソーヤースクール企画コンテスト支援50団体の企画より、
その活動や実施のレポートを順次掲載していきます。


  活動レポート    

NO学校・団体名都道府県企画の概要
5 NPO法人 白神自然学校一ツ森校 青森県 「夏休みこども田舎暮らし体験塾」
夏休みに都会の子ども達に、白神山地の大自然の中で思いっきり楽しんでもらうための田舎暮らし体験塾。山・海・川を多角的に利用した自然体験活動。

「夏休みこども田舎暮らし体験塾」 [8/4]

 日  時:平成18年8月4日(金)
 場  所:白神山地

 夏休み期間を通して、都会の子ども達に
 白神山地の誇る大自然の中で思いっきり楽しんでもらうことを目的に実施した。
 小学生~中学生が入り交じり山・川・海で健全な青少年の自然体験を実施したい。


初めて白神山地を訪れた子ども達は一泊して地元の空気に慣れ
第一弾の夏休み体験は、4年間育てたブナの苗木を
苗床から、植林地に植林することです。

この日の朝、眠い目をこすりながらマイクロバスに乗りながら
まずは苗床に移動し、苗木をみて、一本一本確認し積み込みます。
そして植林地に1時間30分かかって到着。
早速、ヘルメットをかぶり作業開始。
トガを振り下ろすが大地が硬くて中々子どもの手では入っていかない。
担当スタッフの応援を得て、30分ぐらいかかって一本のブナを植えた。
感動の瞬間である。

その後は津軽森というすぐ近くの山に登り
世界遺産の核心部分が見える丘を目指し登山です。
途中300年ぐらいのブナが突風で倒れていて、
ブナの根っこを見ることができ感動。
毛細血管みたいに細かな根っこが大きなブナを
大地にしっかり固定していることを驚いていた。
また途中、ブナの木に聴診器をあてて ブナの水を吸い上げる音を聴いた。
「“ごぉーん”と聞こえた」
「ちがうよ“ゴウォーン・ゴウォーン”だよ」
という子などさまざま。
木が生きているということを初めて実感したと喜ぶ子
何年するとここまで成長するのと質問する子
「300年」と答えると
「生きていないなぁ、僕の次の次の世代だなぁ。」と感慨深げな表情。

津軽森につくと、核心部分に感激。
「やったぁ」と叫ぶ子「もう疲れた」という子など様々。
核心部分をバックに記念撮影をしました。





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