平成17年度トム・ソーヤースクール企画コンテスト支援30団体の企画より、その活動や実施のレポートを順次掲載していきます。

  活動レポート    

部門団体名主な企画内容
一般 NPO法人 珊瑚舎スコーレ(沖縄県) 「山がんまり」(方言で山遊び)
借り受けた山林800坪を整地し、不登校・引きこもりなどの児童、生徒が、自生するアカ木を間引き、その材を利用してベンチ、テーブルなどを製作する。また、整地した土地にバナナやパパイヤの畑と作業小屋などを作る。

「山がんまり」 [2/10・2/11]

 日  時:平成18年2月11日(土)~2月12日(日)

 2月10、11日の2日間、トイレ作りをしました。
 地元佐敷で50年近く「タンク屋」をしているおじいのところから
 直径90㎝、高さ70cmのコンクリート製の「タンク」を8基購入しました。
 かつて沖縄では水不足に備えるため雨水を貯める設備として、
 コンクリート製の水タンクをどの家も使っていました。
 それ以前は大きな石を刳り抜いたものでした。
 現在は水道水を備蓄するステンレス製のものが一般的になっています。
 久しぶりにたくさん売れたので、おじいは嬉しそうでした。生徒たちにお駄賃までくれました。
 軽トラでがんまりまで運んだ後、「タンク」を斜面を転がして移動するのは骨が折れました。
 「タンク」はがんまりの高い所から順に、雨水をためるための3つ重ねた「水タンク」用
 次は炊事場の排水の浄化槽用として2基、最後はトイレの浄化槽用に3期を使います。
 トイレは雨水を使った半水洗で、畑の肥料にも使えるように工夫しました。
 浄化槽用にはパイプで繋げるための穴を開けました。
 「タンク」仕事の他、がんまりの畑の整地、薪作りも並行して行いました。

トイレの整地
トイレの浄化槽
タンク運び
3段のタンク
浄化槽の穴あけ
タンク運び




支援団体活動レポート