平成17年度トム・ソーヤースクール企画コンテスト支援30団体の企画より、その活動や実施のレポートを順次掲載していきます。

  活動レポート    

部門団体名主な企画内容
一般 NPO法人 珊瑚舎スコーレ(沖縄県) 「山がんまり」(方言で山遊び)
借り受けた山林800坪を整地し、不登校・引きこもりなどの児童、生徒が、自生するアカ木を間引き、その材を利用してベンチ、テーブルなどを製作する。また、整地した土地にバナナやパパイヤの畑と作業小屋などを作る。

「山がんまり」 [1/14]

 日  時:平成17年1月14日(土)

 期限を過ぎたのですが、1月14日に小中学生「山がんまり」をしましたので
 その様子をおしらせいたします。

パチンコ大会賞品
「山がんまり」の休み場
  15名の小中学生が参加して「山がんまり」をしました。今回は、
  ・山芋掘り
  ・畑で採れたジュズダマを使ったビーズ作り
  ・豪華賞品(?)を用意した手作りパチンコを使ったパチンコ大会
  ・生き物観察もしました。

  山芋は「大薯」と、一見じゃが芋のような沖縄方言で
  「クーガーヤマン」と言われている大変珍しい山芋を掘りました。
  「クーガーヤマン」は蜂飼いの又吉さんから教えてもらったものです。
  大薯の大きさにはみんなビックリしました。
  ホイル焼にしたものと、生をスライスしたものをお昼にみんなで食べました。
  美味しい!

  ビーズ作りは1年生の女の子2人が完成させました。
  ジュズダマを始めて見たそうですが、たいそう気に入ったようです。

  パチンコの弾はオキナワヤマダニシとパンダナマイマイの殻です。
  威力のある土が入っている殻を一生懸命集めていました。
  優賞者には講師のタケシゲさんのCD
  (琉球古典音楽の師範で「山がんまり」大好きおじさんです)、
  準優勝は毎回ボランティアで参加しているゲッチョ先生の昆虫絵葉書セット
  でしたが、絵葉書は参加者全員にプレゼントされました。

  生き物観察では夏に植えておいた魚木の葉をツマベニチョウの幼虫が
  食べているのを見つけました。きれいな色にみんな歓声をあげていました。
  初夏のような日差しで休み場の木陰が気持ちいい「山がんまり」でした。
大薯
クーガーヤマン
ビーズ作り
パチンコ大会
パチンコの弾
ツマベニチョウの幼虫




支援団体活動レポート