平成17年度トム・ソーヤースクール企画コンテスト支援30団体の企画より、その活動や実施のレポートを順次掲載していきます。

  活動レポート    

部門団体名主な企画内容
一般 NPO法人 珊瑚舎スコーレ(沖縄県) 「山がんまり」(方言で山遊び)
借り受けた山林800坪を整地し、不登校・引きこもりなどの児童、生徒が、自生するアカ木を間引き、その材を利用してベンチ、テーブルなどを製作する。また、整地した土地にバナナやパパイヤの畑と作業小屋などを作る。

「山がんまり」 [12/2]

 日  時:平成17年12月2日(金)

 いよいよ「山がんまり」は作業小屋を作る段階にはいりました。
 壁に使う珊瑚石(琉球石灰岩)を2トン・ダンプカー2台分
 運びました。
 車が途中までしか入りませんから運ぶのは大変でした。
 ショベルカーで整地も終わりました。次回は壁作りです。
 お昼は大鍋を火にかけられるようになるまで取っておいた
 賞品のインスタントラーメンを食べました。
 具には畑でとれた野菜を入れました。



「山がんまり」 [12/3]

 日  時:平成17年12月3日(土)

 小中学生19人が参加して“山がんまり”をしました。
 今回のプログラムは木口ペイント、竈作りと芋煮、食べられる虫探しと盛りだくさんでした。



木口ペイントは前回の楽器作りで使った木を鋸でひき、
紙やすりをかけてから思い思いに絵を描きました。
木目を生かそうとする子、木の形をいろんな物に見立てて絵付けをする子
様々な作品が出来ました。

竈はまず石運びからです。うまく組んだら早速火を燃やします。
大鍋(沖縄で一番大きな鍋・ハチメーナービと呼ばれるもので
味噌汁なら100人分は作れるそうです)なので
みんな代わる代わる火の当番をしました。
出来たのは“芋煮”。とっても美味しくできました。

食べられる虫はまず、虫あつめから。
その中で食べられるのは4種類、モリバッタ、マダラバッタ、
アカハネオンブバッタとシロテンハナムグリです。
油で炒ってから恐る恐る口にしました。
美味し!もっと頂戴と大騒ぎでした。
ハナムグリのほうが大人の味だそうです。

そうそう、ログドラムも幾つか完成し、その音色を楽しみました。






支援団体活動レポート