平成17年度トム・ソーヤースクール企画コンテスト支援30団体の企画より、その活動や実施のレポートを順次掲載していきます。

  活動レポート    

部門団体名主な企画内容
一般 NPO法人 飛騨自然学園(岐阜県) 「飛騨大自然・子ども博士」
植物や動物といった広い範囲ではなく、落ち葉、樹皮、種子、トンボなどの狭い分野をピックアップし、自然をじゅっくり観察し、自分だけのオリジナルの図鑑を作る活動。

「飛騨大自然・子ども博士」 川の中に生物はいるの? [7/23]

 日  時:平成17年7月23日(土) 10:00~14:00
 場  所:岐阜県高山市清見町
 参加者:小学生7名(小学3年生~5年生、高山市、岐阜市、各務原市から参加)

 川の中に生息する水生昆虫を探して観察することにより
 川の中にどのような生物が生息しているかを分かってもらうことを目的にしています。
 そして普段では分からない川の中にもいろいろな生物の生活があり、
 私たちの暮しとのように結びついているかを認識してもらうことも目的の一つと考えています。
 さらにそれだけでなく、自然の楽しさも水生昆虫の観察を通して理解してもらいたいと考えています。

オリエンテーションのあと
川の水の中に入り約1時間の間、
石をめくって、石の裏についている水生昆虫を採取しました。

カワゲラ類、トビケラ類、カゲロウ類や最後に清流に生息するサワガニなどが採取できました。
(写真:右/左/左下)

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それら採集した生物を部屋に持ち帰り、
それぞれルーペで目やエラ、足の毛などの違いを観察したあと、一人一人で標本を作製しました。(写真:右)

参加した子どもたちからは
「いろいろな虫がいて面白かった」
「石の裏に虫がついているのを
     はじめて見て、びっくりした」
「初め気持ち悪いと思ったけど、
     平気になって、おもしろかった」
「友達ができてうれしかった」
などの感想が聞かれました。




支援団体活動レポート