平成17年度トム・ソーヤースクール企画コンテスト支援30団体の企画より、その活動や実施のレポートを順次掲載していきます。

  活動レポート    

部門団体名主な企画内容
一般 NPO法人 つくば環境フォーラム(茨城県) 「学校と里山を結ぶ こどもワンダーランド作戦」
つくば市郊外の里山保全活動。絶滅の危機に瀕しているオオムラサキを通して、地域の大人と子どもたちが一体となった自然保全活動。

「学校と里山を結ぶ こどもワンダーランド作戦」
  森作りボランティア(24):井戸の仕上げ [12/17]


 日  時:平成17年12月17(土) 9:30~15:00 晴れ
 参加者:21名(大人19名、小学生2名) スタッフ5名

 今回は、井戸掘りプロジェクトの仕上げを主な目的として活動した。
 4.2mの深さまで掘り進めた井戸にコンクリートのこがをはめて、ポンプの設置を行った。

 <活動の流れ>
09:00 ~ スタッフ集合、物品準備、水汲み。
09:30 ~ 挨拶、本日の作業についての説明。
 ・井戸掘り担当と森の落ち葉かき担当の二手に分かれて、作業開始。
10:50 ~ 休憩。
11:20 ~ 作業再開。落ち葉つみ・落ち葉ふみと井戸の仕上げ。(こがの入れ込み)
12:20 ~ 昼食。(すいとんの炊き出し)
13:20 ~ 作業再開。
15:00 作業終了。

 <気付き、感想、反省点など>
・筑波学院大学のオフキャンパスプログラムの一環のキャリア実現講座の演習として、
つくば環境フォーラムの‘森づくりボランテイア’を選択した学生さんが、8名参加して
井戸作りと林の整備作業を体験した。
来年以降も参加希望の学生さんが、森づくりボランテイアに来る予定である。
筑波学院大学の担当の先生とは、今後も協力関係を持ち、
来年度は、当方を希望する学生さんを通年のボランテイアスタッフとして受け入れることで
合意している。本活動が、地域の将来を担う世代に社会力をつけてもらう場として選ばれたことは、
これまでの活動が認められ広がり定着してきたことの現われと考えられ、
これからの展開に希望が持てる。

・大学生の方と小学生は、落ち葉かきをし落ち葉つみをしたが、
落ち葉のやまのふかふかの感触を楽しめたようだ。

・井戸掘りは、最後まで手堀りで大掛かりな機械を使わずに、
問題が生じた折にはみんなで知恵を出し合い工夫して対応しやり遂げるこたができたことに
非常に満足している。
ボランテイア間の連帯も深めることができた。




こがを6個いれて、ほぼ完成。




支援団体活動レポート