平成17年度トム・ソーヤースクール企画コンテスト支援30団体の企画より、その活動や実施のレポートを順次掲載していきます。

  活動レポート    

部門団体名主な企画内容
一般 NPO法人 つくば環境フォーラム(茨城県) 「学校と里山を結ぶ こどもワンダーランド作戦」
つくば市郊外の里山保全活動。絶滅の危機に瀕しているオオムラサキを通して、地域の大人と子どもたちが一体となった自然保全活動。

「学校と里山を結ぶ こどもワンダーランド作戦」
  森作りボランティア(21):井戸掘りプロジェクト開始に向けて [9/24・9/27]


 日  時:平成17年9月24(土) 10:00~11:00 小雨
       平成17年9月27(火)  9:00~11:00 曇り
 参加者:6名(大人6名) スタッフ6名

 9月24日は、台風のため予定していた定例の「森づくりボランテイア」作業は中止となったが
 井戸掘り作業のための資材の運搬をスタッフとボランテイアで行なった。
 9月27日は、9月24日に予定していた、井戸掘り開始のためのセレモニーを
 ボランテイアの方がたと業者(池田商会さん)とスタッフで行なった。

 <活動の流れ>
09:00 ~ スタッフ集合、井戸の場所、準備。
09:20 ~ 挨拶、本日の作業についての説明、池田商会さんの紹介。
 ・池田商会さんから手掘りの井戸の作業工程やその歴史、
  また現在の井戸事情などのお話を聞く。
 ・井戸掘り開始のためのセレモニー開始。
  井戸の場所を、塩・米・お神酒で清め、盛り砂に鍬を入れた。
  全員で、工事の無事を祈願して、お祈りをした。
 ・小須田さんが、ご好意で間伐材(スギ)を使ってつくって下さった
  お手製のベンチとテーブルセットをくぬぎの森のまえに設置した。
10:40 ~ テーブルセットでみんなでお茶を飲んで交流。

 <気付き、感想、反省点など>
・小雨が降り続く中、12名の参加者が、集まってくださった。

・井戸掘りについては、20日に島名小学校の4年生が
 約80cm掘り進めてくれたので、そのあと2m近くまで掘ることを目標に
 作業を始めたが、約1.2mの深さになったところで粘土層の間から
 水が湧き出てきた。
 そのあとは、水をくみ出しながらの作業となり手間がかかることとなった。

・粘土層を掘り進めることとなったので、硬くて作業は大変であったが
 穴の壁面は粘土層のため掘り進めても崩れることがなく
 コンクリートの管をいれなくても保全できた。

・林縁の草刈については、参加者の半分の主に女性や小中学生が担当し
 いつもの場所を手入れした。昨年、積んだ林の中の堆肥には
 今年もカブトムシの幼虫が非常に沢山いたのに加え
 アオダイショウやヒバカリなども見られた。

・井戸堀りは、大人にとっても興味深い体験であり
 やりがいのある作業であるらしくて、雨の中みなさん泥だらけになりながら
 熱心に参加してくださった。


鍬入れをおこなう。


みんなで工事の安全を祈願。


テーブルセットでお茶を飲んで交流。


「学校と里山を結ぶ こどもワンダーランド作戦」 森作りボランティア(22):井戸掘りⅡ [10/20]

 日  時:平成17年10月22(土) 9:30~15:30 雨
 参加者:12名(大人10名、中学生1名、小学生1名) スタッフ6名

 <活動の流れ>
09:00 ~ スタッフ集合、物品準備、水汲み。
09:30 ~ 挨拶、本日の作業についての説明。
 ・井戸掘り担当と森の草刈り担当の二手に分かれて、作業開始。
 ・井戸掘りは、地下80cmまでほれていたので、そこから開始。
 ・草刈りは、クヌギやエノキを植林した林縁を重点的に行う。

10:50 ~

休憩。


井戸掘りと林の手入れを同時進行。
11:20 ~ 作業再開。井戸掘りと林縁の草刈。
12:20 ~ 昼食(すいとんの炊き出し)
13:20 ~ 作業再開。井戸掘り。
15:30 井戸の場所を保全。作業終了。

 <気付き、感想、反省点など>

・小雨が降り続く中、12名の参加者が、集まってくださった。

・井戸掘りについては、20日に島名小学校の4年生が
 約80cm掘り進めてくれたので、そのあと2m近くまで掘ることを目標に
 作業を始めたが、約1.2mの深さになったところで粘土層の間から
 水が湧き出てきた。
 そのあとは、水をくみ出しながらの作業となり手間がかかることとなった。

・粘土層を掘り進めることとなったので、硬くて作業は大変であったが
 穴の壁面は粘土層のため掘り進めても崩れることがなく
 コンクリートの管をいれなくても保全できた。

・林縁の草刈については、参加者の半分の主に女性や小中学生が担当し
 いつもの場所を手入れした。昨年、積んだ林の中の堆肥には
 今年もカブトムシの幼虫が非常に沢山いたのに加え
 アオダイショウやヒバカリなども見られた。

・井戸堀りは、大人にとっても興味深い体験であり
 やりがいのある作業であるらしくて、雨の中みなさん泥だらけになりながら
 熱心に参加してくださった。

水をくみ出しながら掘り進める。

管を移動し、中に入れる準備。




支援団体活動レポート