平成17年度トム・ソーヤースクール企画コンテスト支援30団体の企画より、その活動や実施のレポートを順次掲載していきます。

  活動レポート    

部門団体名主な企画内容
一般 NPO法人 つくば環境フォーラム(茨城県) 「学校と里山を結ぶ こどもワンダーランド作戦」
つくば市郊外の里山保全活動。絶滅の危機に瀕しているオオムラサキを通して、地域の大人と子どもたちが一体となった自然保全活動。

「学校と里山を結ぶ こどもワンダーランド作戦」 森作りボランティア(20) [8/27]

 日  時:平成17年8月27(土) 9:30~15:00 曇り時々晴れ
 場  所:くぬぎの森
 参加者:9名(大人9名) スタッフ3名(田中、中島、谷口)

 <活動の流れ>
09:00 ~ スタッフ集合、物品準備、車の誘導、受付
クヌギ・エノキの植林地の下草刈り
09:30 ~ 挨拶、本日の作業についての説明、自己紹介(参加者全員)
作業開始:刈り払い機・大鎌・小鎌で下草刈り
 1.くぬぎの森の畑側の下草刈り
 2.くぬぎの森の南側のえのき・クヌギの植林区域
 3.林縁の通路の下草刈り
1~3の順に約40分の作業を続けて
合間に給水のための休憩
12:20 ~ 作業終了
13:30 ~ くぬぎの森の植生調査
解散

 <気付き、感想、反省点など>

・台風が過ぎ去ったあとで残暑が厳しい日であったが
 9月から始まる‘井戸掘りプロジェクト’に向けて
 子どもたちが作業をする上で危険のないように、
 今月は、大人だけで、林の周辺を含めて、見通しが良いように
 また作業のための通路の確保のために作業を行なった。

・林縁のエノキで飼育を続けているオオムラサキの幼虫は
 2令となり夏期休眠中であるが、参加者の方々と観察を行なった。

・つくばエクスプレス開通に伴い、くぬぎの森周辺の開発が進んでいるため
 現在の植生を把握しておくために、作業終了後に植生調査を行った。

・暑い中であったが、刈り払い機を3台使うことができたので
 非常に作業がはかどった。

・今年の初めに、植林したクヌギにドングリがついているのが観察でき
 力強く感じた。

夏期休眠中のオオムラサキ

林の植生調査




支援団体活動レポート