<植物を育ててシルクロードを学ぶ>
6年生の学年園・畑の活動にさらに国際理解・文化理解の視点を取り入れた 年間活動として4月よりスタートした。
市民グループ「シルクロード雑学大学」の方々を講師にお招きしての オリエンテーションでは、「シルクロードは絹が運ばれた道ですが、 ほかにもたくさんのものがはこばれました。」という話から始まり、 イランのガラスの装飾品やウズベキスタンの弦楽器などの実物の紹介が なされた。そして、日本でもおなじみのダイコンやニンジン、ぶどうなどの 野菜や果物もこの道を通って伝えられたことが説明された。 子どもたちも興味をもってお話を聞いていた。
講演の後、アーモンドとぶどうの苗木やシルクロード旅行で入手された ダイコンやヒョウタン、ウリ、カブなどの種を分けてもらう。 これらの植物を一年間で計画的に育てていくこととなった。
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<ウリとヒョウタンは大豊作、でもアーモンドとブドウは・・・>
夏場の図書室を快適にしよう。と省エネルギーのことも考えて図書室前の花壇にまいたウリとヒョウタンは その後も順調に成長し多くの実をつけた。図書室の中も自然の葉の日陰ができ水まきした後は快適である。 夏休みも水やり当番を欠かさず手をかけていた子どもたちである。収穫の日が待たれていた。
しかし、4月に畑に植えたアーモンドとブドウの苗木は夏の暑さで元気がなくなり枯れつつあった。 もともと乾燥した水はけのよい土地に強い植物だが植えた直後の水やり等が不足していたのか、 残念ながら秋には枯れてしまっていた。
二学期に入りウリとヒョウタンを収穫。 ウリは食用になるとのことで希望する子どもたちが持ち帰る。 ヒョウタンは水につけ中身をくりぬいて加工する。
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<赤いダイコンができたよ>
冬に向けてはダイコンとチンゲンサイづくり。 青首ダイコンの隣で赤いダイコンが目立っていた。
どちらもよく育ち、家庭科室でふろふきダイコンにする。 味はやはりふつうのダイコンの方がよかったようである。 チンゲンサイ炒めも甘く美味であった。 野菜嫌いが増えているが、自分たちでつくった野菜はおいしそうに食べていた。
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