次の団体の企画内容を優秀賞に選考させていただきました。
 優秀賞として20万円を、企画実現の支援金として援助させていただきます。子どもたちの自然体験のために、有効にお役立てください。
 また、今回申請いただきました団体には、もれなくチキンラーメン30食をお送りいたします。

  事業名または団体名(順不同)
(実施予定期日)
事業の目的と概要
1 いわき自然史研究会
(福島県いわき市)
8月6日~8日
地域自然の観察により、地学教育の普及・向上をはかる事業。
○化石の発掘、整理、種の判断。化石のクリーニング。いわき市の地層や石炭の学習。
2 農業小学校をつくる会
(滋賀県朽木村)
7月28日~8月3日
自然・生活・共同生活・農業などの体験をとおして、自然との契約、生きる技術の習得。他者とも協同と利害の調整についての自発的、根源的な学習の契機をつくる。
○真夏の大運動会(水上ドッジボール、水上サッカー、宝捜し)、食料争奪ゲームなど。「サバイバー」と意図的な飢餓体験。
3 渋谷区立中幡中学校
(東京都渋谷区)
10月23日~25日
自然の中での集団生活をとおして、協力や自立の精神を育成する。
文明から離れた場所で、食住環境まですべて自分たちの力で確保し、生活する体験をとおして、真の生きる力の育成をはかる。
○飯田市で採集したドングリを持ち帰って、学校で発芽させ育てた苗を植樹することで、「中幡の森」を作り広める。3年前から実施。
4 NPO法人岩国子ども劇場
(山口県岩国市)
8月3日~4日
水の循環や水の大切さを感じることを目的とし、それにかかわる環境問題にも目を向けるきっかけつくりをする。
○1泊2日で、錦川源流から海までの水の旅を体験。要所で水質検査をするとともに、自分の限界に挑戦する遊び。途中からカヤックで海に出る。
5 和歌山県立自然博物館
(和歌山県海南市)
7月21日~26日
和歌山県の恵まれた自然とのふれあいを通して、自然や生物について学び、地域学習活動及び博物館活動の活性化をはかるとともに、子どもたちの科学技術・理科離れの防止・解消に資することが目的。
○海洋生物の生態調査、採集。地層観察や化石の観察採集。
6 オークビレッジジュニアサマーキャンプ
(岐阜県清見村)
7月26日~29日
森の中での遊びや、生き物の観察を通して、自然との共存、工夫することの喜びを体験することが目的。
○「森でガリバーになろう」を合言葉に、森の中で村つくり、様々な高さから森を見る、旅行者のつもりで食事を作る、などをテーマに体験学習。ガリバーの視角で、森の中に衣食住に関わる家・椅子・食器などを制作。また、1万2000坪の広葉樹の森の中で、ナイトハイクや探検なども実施する。
7 福井県子どもNPOセンター
(福井県福井市)
8月13日~15日
身近な里山で遊ぶ経験の少なくなった子どもたちに、里山と触れ合うことの楽しさ、森林資源と人との関わり、異年齢間のコミュニケーション、体験を他者に伝えることなどが目的。
○森の中で、間伐・除伐材を使いキャットウォーク、ハシゴ創り、ネットダイビングなど
8 NPO法人ブレーンヒューマニティー
(兵庫県西宮市)
8月7日~9日
不登校経験を持つ子どもたちが、自分のペースを大切にしながら、非日常の生活を通して、自分の再発見・再認識をし、新しい出会いと人とのつながりを実感することを目的。
○トレーニングを受けた大学生が、地域の不登校児と、しおり作り、染物、マーブリング、天体観察、ハンモック作り、自然散策などで子どもたちと交わる。
9 学童保育&フリースペース げんこつ組
(東京都三鷹市)
7月30日~8月2日
自然・動物への親近感をもたせることにより、人間の命への愛護心を育てるとともに、食べ物・命・環境などについて考えるきっかけをつくることが目的。
○北海道の牧場等で動物の糞・足跡を見つけ生態観察。食べられる山菜などを見つけ食べる。主食以外は自分たちで採取する。その他釣り、乗馬、牧場での仕事体験など。
10 米沢市立万世小学校 トンボ自然観察隊
(山形県米沢市)
8月3日・17日・9月28日
トンボを中心とした自然観察を通して、自然に触れ不思議さと素晴らしさを感じとらせるとともに、自然と人々の生活との関係を理解することなどが目的。
○米沢市では50種トンボが見られる。トンボを中心とした自然観察を通して、地域の自然を見直す。
11 冒険教育を推進する会
(長野県北安曇郡)
8月4日~17日
ダイナミックな冒険活動から生まれる自分や仲間の葛藤を乗り越える体験を通して、自分の可能性を発見させることが目的のひとつ。
○ロッククライミング、カヤック、激流でのいかだ、本流を攻める沢登り、高さ40mからの懸垂下降、MTBと登山を組み合わせた本格的トレーニング。
12 岡山大学教育学部付属中学校 森林プロジェクト
(岡山県岡山市)
7月21日~10月31日の間9回
中学校の「総合的な学習」の時間の学習活動として位置付け、体験を通して環境問題を総合的にとらえさせることで、将来に自分の考えで行動できる力を養うことが目的。
○総合的な学習の時間の中で、3年計画で「本物のログハウスを幼稚園児のために作ってプレゼントする」を設定。現在建築中で、本年完成引渡しを行う。
13 ウィズネイチャー
(兵庫県神戸市)
8月12日~14日
目標をたてて自分の力で木を登っていく過程で、勇気や自信が湧き、達成感を味わい、仲間と楽しさを分かち合うことを目的とする。
○子どもがなぜ木を登らなくなったのか?ツリークライミング(木登り)を指導し、木を登る楽しさを教え、木の上で生活する時間をつくる。
14 清里ワンパクスクール
(山梨県高根町)
7月13・14日、9月21・22日、10月26・27日
少年期に系統だった環境プログラムを体験させることによって、自然環境の素晴らしさに気づく心と、自然環境への関心を育む。
○2002年3月30日~2003年3月2日の間、12回にわたり参加する系統立てたプログラムを開催。「春の森」、「春のたんぼ」、「初夏の森」その他。
15 静岡県河津町南小学校5年1組
(静岡県河津町)
7月10日~20日
イカダを作って河津川を下りたいとう言う子どもたちの夢の実現に向けて、様々な問題を解決していく力を育てるとともに、ふるさとを愛し、大切にしていく心を育てる。
○河津川イカダ下り。子供たちにイカダの設計図作り、材料集め、製作をさせ、河下りを実施する。
16 日本宇宙少年団さくら分団
(東京都文京区)
8月10日~11日
「地球と宇宙をつなぐ」をテーマに、参加者の五感に働きかけて、自然と宇宙をとらえ、あらためて地球と宇宙をつなぐ科学とは何か?「地球」とは「宇宙」とは何かを考えなおす機会をもうけることを目的とした。
○葛飾区内の公園で、一泊2日のキャンプ。テントを宇宙ステーションに見立て活動。天体観察、セミの羽化観察、バードウォッチングなどを観察する。現在の宇宙食やわたしたちの日常の食品から、将来の宇宙食も考える。
17 NPOレクリエーションアクティブなわて
(大阪府四条畷市)
10月13日
森林レクレーションを行うことで、都市化の進んだ四条畷市にも、豊かな自然が残っていることに気づき、里山に対する理解を深める。
○日帰り。