『トム・ソーヤースクールチキンキャンプ2003』

 全国から約500名の子どもたちが参加した、『トム・ソーヤースクール チキンキャンプ2003』は、全日程を終え無事終了した。

 このチキンキャンプは、チキンラーメン45周年を記念して開催されたもので、8月27日から30日までの4日間、安藤スポーツ・食文化振興財団のある大阪府池田市を中心に、府立総合青少年野外活動センターなどで、多彩な自然体験活動とスポーツ教室を行なった。

 初日の27日は、午前12時から池田市のアゼリアホールで、開幕セレモニーが行なわれた。安藤百福理事長が「自然の中で、さまざまな活動にチャレンジして、思い出に残る体験をしてほしい。」と挨拶。地元池田市を代表して、倉田薫市長から『チキンラーメン発祥地、池田市へようこそ。みなさんを歓迎します。』との歓迎の言葉があった。
 また、タレントで田舎暮らしの会を主宰する、清水國明さんがゲストで参加し、子ども達に『アウトドアでは、大きな言葉をだそう!そして、感動をいっぱいもって帰ろう!』と激励。
 500名の子ども達は、このあと、48班に分かれて、インスタントラーメンの手作り体験、サバイバル術、MTB・カヌー体験、アウトドアクッキングなど、数々のプログラムを体験した。

 アウトドアクッキングでは、伝承料理研究家の奥村彪生先生が、短い時間に確実にでき、失敗しないメニューや、火のおこし方などを指導。
 また、29日には有名スポーツ選手によるテニス、サッカー、野球などの教室も行なわれた。野球は元ヤクルトの池山隆寛さんが、サッカーは元ベルディーの武田修宏さんなどが直接指導にあたり、テクニックとともに、子どもたちにスポーツの楽しさ、すばらしさを直接指導した。     

 全国各地から参加した500名の子ども達は、このキャンプで、はじめて顔をあわせた。しかし、4日間の体験活動で打ち解けあい、友達になった。たくさんの友達ができた。各地の方言もはじめて聞いた。
 チームワークの大切さや、協力して生活する術も、おぼえてくれたことだろ。エコロジーや自然の大切さも、身をもって体験することができた。
 なによりも、人に、そして自然に優しく接することの大切さを、学んでくれたことと思う
 天候にも恵まれ、思い出に残る多くの体験を心に刻んで、それぞれの郷里へ、元気に帰って行った。

サッカー


野球


手作り


野炊


学習


クッキング指導